'); }else{ document.write(''); } //-->
2016年7月9日、第47回星雲賞受賞作品が発表され、弐瓶勉『シドニアの騎士』(講談社)がコミック部門に、水島努監督が手がけたアニメ映画「ガールズ&パンツァー劇場版」がメディア部門に、梶尾真治『怨讐星域』(早川書房)が日本長編部門に輝きました。
〉その他部門の受賞作と参考候補作はこちら
http://www.sf-fan.gr.jp/awards/2016result.html
星雲賞は、前年度に発表されたSFおよび関連ジャンルの作品・活動の中から特に優秀なものを投票によって選ぶ賞です。「日本長編部門」「海外長編部門」「日本短編部門」「海外短編部門」「メディア部門」「コミック部門」「アート部門」「ノンフィクション部門」「自由部門」の9つに分かれています。
コミック部門を受賞した『シドニアの騎士』は、2009年から2015年まで講談社「月刊アフタヌーン」で連載された作品。2014年・2015年と2度にわたってアニメ化され、単行本は全15巻で発売されています。
メディア部門を受賞した「ガールズ&パンツァー劇場版」は、2012年に放送されたTVアニメの劇場版。2015年11月21日の公開から、好評を受けて異例の超ロングラン上映となり、累計動員数120万人、興行収入22億円突破という大ヒットを記録しました。
日本長編部門を受賞した『怨讐星域』は、早川書房「SFマガジン」で9年間にわたって連載された長編SF大河ロマン。ハヤカワ文庫から全3巻で発売されています。
なお2015年に発表された第46回星雲賞では、日本長編部門に藤井太洋『オービタル・クラウド』(早川書房)、メディア部門に「宇宙戦艦ヤマト2199星巡る方舟」、コミック部門には石川雅之『もやしもん』(講談社)が選ばれたほか、映画「オデッセイ」の原作であるアンディ・ウィアー『火星の人』(訳:小野田和子/早川書房)が海外長編部門を受賞しています。