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第1位に髙田郁さんの『あきない世傳 金と銀(12)出帆篇』(前回第3位)、第2位に佐伯泰英さんの『新・酔いどれ小籐次(22)光る海』(前回第1位)と、人気時代小説シリーズが上位にランクインしました
医療ミステリーの名手・知念実希人さんの“医療×ミステリー×ファンタジー作品”、『ムゲンのi』の上下巻がそれぞれ第4位と第7位にランクアップしました。
本作は、主人公の若き女医・識名愛衣が人智を超える事件と難病に挑む物語で、2020年本屋大賞にノミネートされた作品です。
『ムゲンのi』レビュー記事
「ひとつの物語に、どれだけの題材とアイディアが盛り込まれているのか」「凄い、凄すぎる。これは知念実希人の、エンターテインメント全部乗せである」
映画「ドライブ・マイ・カー」の原作が収録された短編集『女のいない男たち』が前回の第7位から第5位にランクアップしました。
「ドライブ・マイ・カー」がアカデミー賞の作品賞、脚色賞、監督賞、国際長編映画賞の4部門にノミネートされたことによって、原作小説や関連書の売上が伸びています。
『塞王の楯』で第166回直木賞を受賞した今村翔吾さんの『イクサガミ 天』が第15位に初登場しました。
本書は3巻完結シリーズの第1巻にあたり、明治時代の“デスゲーム”を題材とした作品。早くも各界の著名人から絶賛のコメントが届いています。
王道ネタで覇道を突き進む、圧倒的な牽引力。もう止まらない。
お願いですから早く続きを読ませてください。
京極夏彦(小説家)
風太郎忍法帖+現代のデスゲーム。『天』で巻を措けるのは、ただ死人のみか。
悪のゲームに身を投じ、一瞬の光芒に命を散らす兵法者たちは、切なくも美しい。
貴志祐介(作家)
(講談社BOOK倶楽部『イクサガミ 天』より)
内容紹介
金か、命か、誇りか。刀を握る理由は、何だ。
明治11年。深夜の京都、天龍寺。
「武技ニ優レタル者」に「金十万円ヲ得ル機会」を与えるとの怪文書によって、腕に覚えがある292人が集められた。告げられたのは、〈こどく〉という名の「遊び」の開始と、七つの奇妙な掟。
点数を集めながら、東海道を辿って東京を目指せという。
各自に配られた木札は、1枚につき1点を意味する。点数を稼ぐ手段は、ただ一つ――。「奪い合うのです! その手段は問いません!」
剣客・嵯峨愁二郎は、命懸けの戦いに巻き込まれた12歳の少女・双葉を守りながら道を進むも、強敵たちが立ちはだかる――。
(講談社BOOK倶楽部『イクサガミ 天』より)
※日販 オープンネットワークWIN調べ。
※トップ10のみ前回との順位比較を記載。★印は集計期間中(2022年2月14日~2月20日)に発売された新刊です。
・晩年の石原慎太郎が死生観を語った『死という最後の未来』が初登場|週間文庫ランキング(2022年2月15日調べ)