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2021年8月に発売された『三千円の使いかた』が、前回の第3位から順位を上げて2週間ぶりに第1位となりました。
本作は、作中に登場する女性4人の「お金の使いかた」を通して、お金の知識を深めることができる“節約家族小説”。
前々回に発売から23週目で初めて首位を獲得。その後も安定して売れ続け、2月4日(金)の朝日新聞の朝刊に広告が掲載されたことで更に売上を伸ばしました。50代~60代の女性を中心に支持されています。
週間総合ランキング(2月8日 日販調べ)でも、2021年11月発売の『ジェイソン流お金の増やし方』が第10位、2020年6月発売の『本当の自由を手に入れる お金の大学』が第16位にランクインするなど、お金への関心が高まっていることが伺えます。
2月4日(金)に発売された「勘定侍 柳生真剣勝負」の第5巻『奔走』が第2位に初登場しました。2020年から発売されている人気時代小説シリーズで、大名となった柳生家と、元大坂商人・淡海一夜を中心とした物語です。
恩田陸さんの短編集『歩道橋シネマ』が、前回の第48位から第8位にランクアップしました。
2019年に単行本が発売された際に、恩田さん自身が「七年ぶりにまとめた『歩道橋シネマ』は、これまでよりもミステリーやホラー色の強いものとなっているので、ますます『異色作家篇集』っぽくなっており、まさにかつて影響を受けたものへの『先祖返り』となった気がする」と語っていた作品です。
それは他愛のない噂だった。その日、その時間にその場所に行けば、かつて大事にしていた記憶に出会えると――。郷愁と不思議に彩られた表題作。学園のおぞましい秘密「球根」。偶然出会った光景が物語を生成する「皇居前広場の回転」。ある青年の死をめぐって驚愕の真実が明かされる「降っても晴れても」。憧憬、恐怖、諧謔、戦慄、衝撃、恍惚……あらゆる感情が押し寄せる小説の奇跡、全18話。
(新潮社公式サイト『歩道橋シネマ』より)
※日販 オープンネットワークWIN調べ。
※トップ10のみ前回との順位比較を記載。★印は集計期間中(2022年1月31日~2月6日)に発売された新刊です。
発売5日で重版決定の星野源『いのちの車窓から』が第1位を獲得!週間文庫ランキング(2022年2月1日調べ)