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第1位に初登場したのは、「空也十番勝負」シリーズの最新巻、『異変ありや』でした。
本シリーズは、2018年に発売された“五番勝負”の『未だ行ならず』で一度は中断されましたが、2021年に「決定版」としてシリーズ作品が再び発売されました。
『異変ありや』は、かつて発表されなかった“六番勝負”にあたり、まさに「幻の新作」と呼べる作品です。
第2位の『三千円の使いかた』は、お金のことが学べる小説として話題となり、年末年始も堅調な売上をキープ。10週連続でTOP10入りとなっています。
藤原緋沙子の新シリーズ『岡っ引黒駒吉蔵』が第7位に初登場しました。本作は、江戸の岡っ引・「黒駒吉蔵」(くろこまのきちぞう)を主人公とした新シリーズで、一話完結の読み切り、書き下ろしの時代小説です。
俊敏で手先も器用、甲州黒駒という馬も乗り回す吉蔵が、立場が弱い者の味方になりつつ、悪に立ち向かう物語です。
『流浪の月』で「2020年本屋大賞」の大賞を受賞した凪良ゆうさんの『わたしの美しい庭』が、前回第30位から大幅に順位を上げて第16位となりました。1月5日(水)に朝日新聞の朝刊に広告が掲載された効果やSNSでの口コミなどにより、売上を伸ばしています。
作品の舞台は、マンションの屋上庭園の奥にある「縁切り神社」。そこを訪れる〈生きづらさ〉を抱えた人たちと、「わたし」の物語です。
小学生の百音と統理はふたり暮らし。朝になると同じマンションに住む路有が遊びにきて、三人でご飯を食べる。
百音と統理は血がつながっていない。その生活を“変わっている”という人もいるけれど、日々楽しく過ごしている。
三人が住むマンションの屋上。そこには小さな神社があり、統理が管理をしている。
地元の人からは『屋上神社』とか『縁切りさん』と気安く呼ばれていて、断ち物の神さまが祀られている。
悪癖、気鬱となる悪いご縁、すべてを断ち切ってくれるといい、“いろんなもの”が心に絡んでしまった人がやってくるが――(ポプラ社公式サイト『わたしの美しい庭』より)
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『わたしの美しい庭』
大ヒット発売中!🌟
\凪良ゆうさんの心を癒す感動作『わたしの美しい庭』
みなさんはもう読まれましたか?
疲れた心をデトックスしてくれるような一冊。年末年始にぜひお楽しみください🌹 pic.twitter.com/IVZchwDNRc
— チーム凪良ゆう (@3J8DsWGFmla63YX) December 28, 2021
※日販 オープンネットワークWIN調べ。
※トップ10のみ前回との順位比較を記載。★印は集計期間中(2022年1月3日~1月9日)に発売された新刊です。
百田尚樹の『日本国紀』が年末に売上急増で第1位に(2022年1月5日調べ)