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  • 第166回芥川賞候補5作が発表、3名が初ノミネート

    2021年12月17日
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    ほんのひきだし編集部
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    12月17日(金)、日本文学振興会より第166回芥川龍之介賞の候補作が発表されました。

     

    第166回芥川龍之介賞候補作品

    ・石田夏穂「我が友、スミス」(すばる11月号)
    ・九段理江「Schoolgirl」(文學界12月号)
    ・島口大樹「オン・ザ・プラネット」(群像12月号)
    ・砂川文次「ブラックボックス」(群像8月号)
    ・乗代雄介「皆のあらばしり」(新潮10月号)

    ノミネートされた5名のうち、石田夏穂さん、九段理江さん、島口大樹さんが初の候補入り、砂川文次さん、乗代雄介さんは3度目の候補入りとなりました。

    選考会は、2022年1月19日(水)に築地「新喜楽」にて開催。贈呈式は、2月下旬に都内で行われます。

    また受賞作は、2022年2月10日(木)発売の「文藝春秋」3月号に全文と選評を掲載。直木賞受賞作は、2022年2月22日(火)発売の「オール讀物」3・4月合併号に作品の一部と選評が掲載されます。

     

    石田夏穂「我が友、スミス」(初)

    いしだ・かほ。1991年埼玉県生まれ。東京工業大学工学部卒。2021年「我が友、スミス」で第45回すばる文学賞佳作。

    <主な作品>
    「我が友、スミス」(単行本は2022年に集英社から刊行予定)

     

    九段理江「Schoolgirl」(初)

    くだん・りえ。1990年埼玉県生まれ。2021年、「悪い音楽」で第126回文學界新人賞を受賞。

    <主な作品>
    「悪い音楽」(2021年文學界5月号)
    「Schoolgirl」(2021年文學界12月号)

     

    島口大樹「オン・ザ・プラネット」(初)

    しまぐち・だいき。1998年埼玉県生まれ。横浜国立大学経営学部卒。2021年、「鳥がぼくらは祈り、」で第64回群像新人文学賞を受賞しデビュー。同作が第43回野間文芸新人賞候補となる。

    <主な作品>
    『鳥がぼくらは祈り、』(講談社)
    「オン・ザ・プラネット」(2021年群像12月号)

     

    砂川文次「ブラックボックス」(3回目)

    すなかわ・ぶんじ。1990年大阪府生まれ。公務員。2016年「市街戦」で第121回文學界新人賞を受賞。

    <主な作品>
    「市街戦」(2016年文學界5月号)
    「熊狩り」(2016年文學界11月号)
    「バベルの褒賞」(2017年文學界11月号)
    『戦場のレビヤタン』(文藝春秋)=第160回芥川賞候補
    『臆病な都市』(講談社)
    『小隊』(文藝春秋)=第164回芥川賞候補
    「ブラックボックス」(単行本は2021年に講談社から刊行予定)

     

    乗代雄介「皆のあらばしり」(3回目)

    1986年北海道生まれ。法政大学社会学部メディア社会学科卒。2015年、「十七八より」で第58回群像新人文学賞を受賞しデビュー。2018年、『本物の読書家』で第40回野間文芸新人賞、2021年『旅する練習』で第34回三島由紀夫賞を受賞。

    <主な作品>
    『十七八より』(講談社)
    『本物の読書家』(講談社)
    「未熟な同感者」(2017年群像7月号)
    「生き方の問題」(2018年群像6月号)
    『最高の任務』(講談社)=第162回芥川賞候補
    『ミック・エイヴォリーのアンダーパンツ』(国書刊行会)
    『旅する練習』(講談社)=第164回芥川賞候補
    「皆のあらばしり」(単行本は2021年新潮社から刊行予定)
    『掠れうる星たちの実験』(国書刊行会、12月24日に刊行予定)

     

    優秀な「純文学短編作品」に対して贈られる芥川賞

    芥川賞は、直木賞と同じく日本文学振興会が昭和10年に制定。新聞・雑誌(同人雑誌を含む)に発表された純文学短編作品のうち最も優秀なものに贈られ(応募方式ではない)、主に無名もしくは新進の作家を対象としている。授賞は上半期・下半期の年2回。

    選考委員は、小川洋子・奥泉光・川上弘美・島田雅彦・平野啓一郎・堀江敏幸・松浦寿輝・山田詠美・吉田修一の各氏。

    ※ 直木賞候補作はこちら


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