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家にも学校にも居場所のない10歳の章子に、20年後の自分から手紙が届くミステリー長編『未来』が、2週間ぶりに第1位となりました。
登場人物たちの哀しく壮絶な人生が絡み合い、救いのない状況に陥っていくという、まさに“湊かなえワールド”をたっぷりと味わえるストーリー展開となっています。
一方で、タイトルが示すように、最後には懸命に生きる彼らに一筋の光が差し込む、『未来』への可能性を感じさせる作品です。
シリーズ累計発行部数が90万部を突破した中華ファンタジー『後宮の烏』最新6巻が、第6位に初登場。発売にあわせて、公式PVが公開されています。
『後宮の烏』あらすじ
後宮の奥深く、妃でありながら夜伽をしない特別な妃・烏妃。その姿を見た者は、老婆であると言う者もいれば、少女だったと言う者もいた。彼女は不思議な術を使い、呪殺から失せ物さがしまで、何でも引き受けてくれるという――。時の皇帝・高峻は、ある依頼のため烏妃の元を訪れる。この巡り合わせが、歴史を覆す禁忌になると知らずに。(集英社公式サイトより)
筒井康隆さんの“実験的小説”『残像に口紅を』が第14位となりました。1989年に単行本、1995年に文庫版として発売された作品です。
内容は、「世界から言葉が少しずつ消えたら?」というもので、「あ」が消えると、「愛」も「あなた」もなくなってしまいます。読み進めていくと、使える文字が1文字ずつ減っていく……という、まさに“実験的小説”となっています。
TikTokクリエイターのけんごさんが紹介すると話題となり、現時点でのいいね数は58.6万となっています。全国の書店でも品切れが相次ぐ中、出版社も35,000部を緊急重版。これにより、売上も急増しました。
※日販 オープンネットワークWIN調べ。
※トップ10のみ前回との順位比較を記載。★印は集計期間中(2021年8月16日~8月22日)に発売された新刊です。
書店員から熱い支持を得た『店長がバカすぎて』がランクイン!(2021年8月17日 日販調べ)