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本屋で今検索されている本ランキング
全国の書店に設置された端末で「いま何が検索されているのか?」を調べ、ランキング形式でご紹介しています(日販 attaplus!調べ)。
売上冊数ではなく「検索数」を集計していることから、従来のランキングとは違った角度で“今話題の本”がわかります。
筒井康隆さんの“実験的小説”『残像に口紅を』が第1位となりました。1989年に単行本、1995年に文庫版として発売された作品です。
TikTokクリエイターのけんごさんが紹介すると、50万いいねを超える反響があり、突如話題となりました。
内容は、「世界から文字が少しずつ消えたら?」というもので、「あ」が消えると、「愛」も「あなた」もなくなってしまいます。読み進めていくと、使える文字が1文字ずつ減っていく……という、まさに“実験的小説”となっています。
筒井康隆著『残像に口紅を』、けんごさん@kengo_book のご紹介の反響が続いており、ありがたいことです。
単行本刊行から30年たっても、驚くべき実験小説として平積みされ、新しい読者に求められる。すごいことだと思います。筒井先生のもう一つの実験小説『虚人たち』もぜひ。冒頭の一文から衝撃… pic.twitter.com/6mHOgzMd0v
— 中公文庫(中央公論新社) (@chuko_bunko) August 5, 2021
『残像に口紅を』は、2017年に放送された「アメトーーク!」(テレビ朝日系)の「本屋で読書芸人」でカズレーザーさんが紹介した時も話題となり、発売から何年たっても新しい読者を獲得している作品となっています。
2020年にWeb上で公開された「【不動産ミステリー】変な家」を書籍化した作品です。Webメディア「オモコロ」で公開されたテキストは166万PVを記録、YouTubeでは再生回数700万回を突破しています。
謎の空間、二重扉、窓のない子供部屋──間取りの謎をたどった先に見た、「事実」とは!?
知人が購入を検討している都内の中古一軒家。開放的で明るい内装の、ごくありふれた物件に思えたが、間取り図に「謎の空間」が存在していた。知り合いの設計士にその間取り図を見せると、この家は、そこかしこに「奇妙な違和感」が存在すると言う。
間取りの謎をたどった先に見たものとは……。
(飛鳥新社公式サイトより)
第3位にランクインしたのは、YouTubeチャンネル登録者数が60万人を超えるプロ絵師夫婦「なつめさんち」の日常を描いた『それでも、やっぱり絵が描きたい!』。
夫婦の出会い・結婚、そしてYouTuberになるまでなど、「なつめさんち」の半生を綴ったオール描き下ろしのコミックエッセイです。
上位3作品すべてがWebで話題となった作品となりました。
【検索数ランキング】夏休みに読みたい名作が急上昇(2021年7月21日~7月27日)