今回のコミックランキングは、ゴールデンウィーク明けに発売されたタイトルがTOP10にランクインする一方、『呪術廻戦』『東京卍リベンジャーズ』の2タイトルの既刊が第11位以下にずらりと並びました。
第1位は、『女の園の星』の第2巻です。
前回は5月8日（土）の発売直後から爆発的に売上を伸ばし、第6位と大健闘。今回のランキングでは、その勢いは落ち着いたものの、堅調に売上を伸ばし首位を奪取しました。
最新巻の発売に引っ張られるかたちで、第1巻の売上も伸長。今回のランキング集計期間の売れ行きは、第1巻の発売1週目に次ぐ売上です。
『女の園の星』試し読みはこちら
・『女の園の星』試し読み：「このマンガがすごい！2021」オンナ編第1位の話題作
第2位には、5月13日（木）に発売された『うるわしの宵の月』第2巻がランクインしました。
『ひるなかの流星』『椿町ロンリープラネット』で知られる、やまもり三香さんの最新作にあたる本作では、周囲に「王子」と呼ばれる2人の男女による恋物語が描かれます。
『女の園の星』と同様、最新巻の発売により第1巻も売上を伸ばしています。惜しくもランキング外となりましたが、前週と比較すると約2.5倍となっています。
5月に発売された新刊を除くと、『呪術廻戦』と『東京卍リベンジャーズ』の2タイトルがランキングを席捲しています。
『呪術廻戦』は劇場版アニメの公開を控えている第0巻が最上位の第5位にランクイン。6月4日（金）には、最新16巻が発売予定です。
『東京卍リベンジャーズ』は、第7位に入った第22巻ほか、第11位以下には合計16冊が並びました。現在放送中のTVアニメや7月に全国公開を控えている実写映画はもちろん、「アメトーーク！！」（テレビ朝日系）のマンガ大好き芸人や「王様のブランチ」（TBS系）で紹介されるなど話題も多く、新規読者が急増。3月末に1,000万部を超えた累計発行部数は、約1か月半で1,450万部を超えています。
次回ランキングは、TVアニメが放送中の『EDENS ZERO』第15巻や、検索ランキングの常連『ウマ娘 シンデレラグレイ』第3巻、10月よりTVアニメが放送予定の『ブルーピリオド』第10巻など、注目作が目白押しです。
※日販 オープンネットワークWIN調べ。
※（NEW）は集計期間中（2021年5月10日～2021年5月16日）に発売された新刊です。
・『MFゴースト』最新巻が首位！『女の園の星』も好調 週間コミックランキング（2021年5月3日～5月9日）
・2021年6月発売のコミック新刊ラインアップ
・2021年5月発売のコミック新刊ラインアップ
