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  • 感動の長編ミステリ『ヴィクトリアン・ホテル』が第1位:読書メーター 2021年4月の注目本ランキング

    2021年05月19日
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    ほんのひきだし編集部
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    日本最大級の書評サイトで「今 注目度No.1の本」

    約100万人のユーザーを抱え、2,700万件以上の感想・レビューが投稿されている「読書メーター」。

    このランキングでは、そんな読書メーターで「今注目が集まっている本」を紹介します! “次に読む一冊”を見つける参考にどうぞ。

     

    先月注目を集めた本【第1位】はこれだ!!

    4月の第1位は、下村敦史さんの『ヴィクトリアン・ホテル』です。伝統ある超高級ホテル「ヴィクトリアン・ホテル」を舞台にしたミステリ作品で、宿泊者に起こる事件、誘惑、秘密の関係が複雑に絡み合うストーリーとなっています。

    ヴィクトリアン・ホテル
    著者:下村敦史
    発売日:2021年03月
    発行所:実業之日本社
    価格:1,760円(税込)
    ISBNコード:9784408537764

    下村敦史さんは『闇に香る嘘』『黙過』『同姓同名』など、社会派ミステリの旗手として知られていますが、本作は感動の長編ホテルミステリーとなっています。張り巡らされた伏線と、交錯する善意と悪意に一気読み&二度読み必至です!

    本書を読んだ読書メーターユーザーからは、次のようなレビューが寄せられました。

    長い歴史を誇った高級ホテルが幕を下ろす。ホテルで過ごした過去を懐かしみ最後の姿を記憶に刻もうと再訪する客達の背景には過去も現在も取り混ぜて様々な屈託や感慨がある。法律で裁かれる類のものでなくても、それぞれの「個人」にとっては人生に関わる大事件だったりする。そういう意味での「事件」がホテルのそこここで展開され、その一部始終をホテルは見守り記憶する。終始自分の視点が登場人物ではなくいつもホテルという記憶装置と同化しているという面白い読書体験ができた。「善意がもたらす罪と責任」というテーマに作家の矜持を感じる。

    (ユーザー名:がらくたどん)

    ホテルものってどうしてこんなに面白いんだろう。本来なら関わり合うことのない者たちの人生が、ホテルという箱の中で交差し、化学反応をおこし、思わぬ結果をもたらす奇跡。ホテルものの醍醐味を味わい、頁も残すところ5分の1というところで脳が大混乱。え、え、何? そこからは脳がフル回転。今まで漫然と読んできたことを悔やんでも遅い。あ~してやられた。結局、もう一度最初から読み直すことに。それにしても上手く書いてるわ~。トリッキーな部分だけではなく、作品を貫く「優しさ」というテーマも深く考えさせられる良作でした。

    (ユーザー名:ガブリエル)


    なお、ランキング トップ10は下記のとおり。第2位の『ヴィンテージガール 仕立屋探偵 桐ヶ谷京介』は、著者の川瀬七緒さんが、服飾デザイナーとして働いていた時の経験と知識を活かして書かれた作品です。「ミステリー×服飾」という、著者ならではの切り口で展開する本作はシリーズ化が決定していて、すでに次回作に取り掛かっているようです。

    それぞれのレビューも、ぜひ読書メーターでチェックしてみてくださいね。

    ※集計期間:2021年4月1日(木)~30日(金)。期間中の本の登録数・レビュー投稿数を集計。

    第1位『ヴィクトリアン・ホテル』(下村敦史/実業之日本社)
    第2位『ヴィンテージガール 仕立屋探偵 桐ヶ谷京介』(川瀬七緒/講談社)
    第3位『天使と悪魔のシネマ』(小野寺史宜/ポプラ社)
    第4位『ワンさぶ子の怠惰な冒険』(宮下奈都/光文社)
    第5位『つまらない住宅地のすべての家』(津村記久子/双葉社)
    第6位『ほたるいしマジカルランド』(寺地はるな/ポプラ社)
    第7位『草原のサーカス』(彩瀬まる/新潮社)
    第8位『灰の劇場』(恩田陸/河出書房新社)
    第9位『ムーンライト・イン』(中島京子/KADOKAWA)
    第10位『白鳥とコウモリ』(東野圭吾/幻冬舎)

    それでは、次回もお楽しみに!!

     

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