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前回第2位だった、東野圭吾さんの『魔力の胎動』が首位に返り咲きました。櫻井翔さん、広瀬すずさんら出演で映画化された『ラプラスの魔女』のシリーズ2作目で、前日譚にあたる物語です。
前回首位の「照降町四季」シリーズ第1巻『初詣で』は、第3位に。第2位は、『続・魔法科高校の劣等生 メイジアン・カンパニー』第2巻(前回第3位)となりました。
前週から大きく順位を上げたのは、第5位『そして、バトンは渡された』。「2019年本屋大賞」受賞作で、4月8日(木)に永野芽郁さん・田中圭さん・石原さとみさん主演での映画化が発表、16日(金)には追加キャストとして岡田健史さん・大森南朋さん・市村正親さんらの出演が明らかになり、特報映像が解禁されました。
これにあわせてテレビ番組を中心にメディア露出が相次ぎ、売上が大きく伸びています。本屋大賞関連では、『そして、バトンは渡された』に次いで「2019年本屋大賞」第2位となった小野寺史宜さんの『ひと』が文庫化され、こちらは第22位にランクインしました。
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最後に紹介するのは、第30位の『春夏秋冬代行者 春の舞』。『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』の作者・暁佳奈さんが“四季”を描くファンタジー小説で、上下巻が同時に発売され、上巻が第30位にランクインしました。
独特な世界設定や、季節の変化が肌触りまで感じられるような描写に、感涙と絶賛の声が早くも多数寄せられています。
あらすじ
世界には冬しか季節がなく、冬は孤独に耐えかねて生命を削り春を創った。やがて大地の願いにより夏と秋も誕生し、四季が完成した。この季節の巡り変わりを人の子が担うことになり、役目を果たす者は“四季の代行者”と呼ばれた――。
いま一人の少女神が胸に使命感を抱き、立ち上がろうとしている。四季の神より賜った季節は『春』。母より授かりし名は「雛菊」。十年前消えたこの国の春だ。雛菊は苦難を乗り越え現人神として復帰した。我が身を拐かし長きに亘り屈辱を与えた者達と戦うべく従者の少女と共に歩き出す。彼女の心の奥底には、神話の如く、冬への恋慕が存在していた。
暁佳奈が贈る、季節を世に顕現する役割を持つ現人神達の物語。(電撃文庫公式サイトより)
※日販 オープンネットワークWIN調べ。
※トップ10のみ前回との順位比較を記載。★印は集計期間中(2021年4月12日~18日)に発売された新刊です。
・首位は佐伯泰英による全4巻の新シリーズ「照降町四季」第1巻 葉室麟“最後の長編”『影ぞ恋しき』上下巻揃ってトップ10入り:週間ベストセラー 文庫ランキング(2021年4月13日 日販調べ)
・その他の期間の発売日はこちら(2021年5月発売予定まで公開中)