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  • 辻村深月『かがみの孤城』が初登場トップ10入り 歴代最高得点で本屋大賞に輝いたベストセラー:週間ベストセラー 文庫ランキング(2021年3月9日 日販調べ)

    2021年03月10日
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    ほんのひきだし編集部
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    初登場で第3位・第4位にランクインしたのは、3月5日(金)に発売された『かがみの孤城』。歴代最高得点で2018年本屋大賞に輝いた辻村深月さんの小説で、ある共通点から〈オオカミさま〉によって集められた中学生7人の物語が描かれています。

    本作は本屋大賞のほか、「ブランチBOOK大賞2017」大賞、「ダ・ヴィンチ BOOK OF THE YEAR 2017」小説ランキング部門第1位など、さまざまな賞を受賞。累計発行部数100万部突破のベストセラーです。

    かがみの孤城 上
    著者:辻村深月
    発売日:2021年03月
    発行所:ポプラ社
    価格:858円(税込)
    ISBNコード:9784591169711

    第24位・第25位には、タイトルに“余命”の付いた2作がランクインしました。第24位『余命3000文字』は、医師から“文字数”で余命を告げられた男の運命を描く表題作のほか、5分程度で読めるショート・ショートを計26編収録した短編集。小説投稿サイト「小説家になろう」で人気を得た作品を書籍化したもので、著者の村崎羯諦さんにとってはこれがデビュー作となります。

    余命3000文字
    著者:村崎羯諦
    発売日:2020年12月
    発行所:小学館
    価格:715円(税込)
    ISBNコード:9784094068498

    第25位『余命10年』は、書店の口コミから火がつき、“小説家・小坂流加”の名を世に知らしめた小坂さんのデビュー作。余命宣告を受け、わずかな時間しか残されていないなかで、著者が「生と死」に向き合って書き上げた作品です。小坂さんは本作を校了してすぐの2017年2月に逝去。その後、遺稿を編集した『生きてさえいれば』が2018年12月にリリースされました。

    現在、書店店頭では、『余命10年』『生きてさえいれば』をあわせた著者累計50万部突破を記念してキャンペーンを実施中。『余命10年』には特別デザインの帯が巻かれ、『生きてさえいれば』にも、初版時に描き下ろしカバーを手がけた白身魚さんによる特別バージョンのフルカバー帯が巻かれています。

    初版のカバーは、桜の木を見上げる女性の後ろ姿を描いたイラスト。50万部突破記念バージョンのフルカバー帯は、まるで桜の木の視点から女性の表情を見下ろしているような、対の構図となっています。

    余命10年
    著者:小坂流加
    発売日:2017年05月
    発行所:文芸社
    価格:682円(税込)
    ISBNコード:9784286184920
    生きてさえいれば
    著者:小坂流加
    発売日:2018年12月
    発行所:文芸社
    価格:682円(税込)
    ISBNコード:9784286202006

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    文庫売上ランキング トップ10

    ※日販 オープンネットワークWIN調べ。
    ※トップ10のみ前回との順位比較を記載。★印は集計期間中(2021年3月1日~7日)に発売された新刊です。

     

    第11位~第20位

     

    第21位~第30位

     

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    文庫新刊ラインアップ

    2021年3月発売の文庫新刊ラインアップ

    その他の期間の発売日はこちら(2021年4月発売予定まで公開中)




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