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『呪術廻戦』と「花束みたいな恋をした」関連本が相変わらずの勢いをみせるなか、今回はトップ5を初登場のタイトルが占めました。
第1位は、昨年8月に発売された『赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。』。2020年本屋大賞で第10位となった『むかしむかしあるところに、死体がありました。』のシリーズ第2弾で、2月28日(日)放送「シューイチ」(日本テレビ系)の企画「食べヨムツアー」でカズレーザーさんがおすすめ本として紹介したことで注目度が急上昇しました。
このシリーズは、おなじみの童話を題材に、ミステリ好きもうなるトリックを盛り込んだミステリ短編集。第1弾が日本の昔話をもとにしていたのに対して、『赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。』は「シンデレラ」や「ヘンゼルとグレーテル」など西洋の童話がもとになっており、赤ずきんが“探偵”として各話に登場しています。
検索数だけでなく売上も一気に伸びており、番組放送前日と比較すると売上は40倍以上に。この機会に手にとった方は、ぜひ著者・青柳碧人さんのほかのシリーズも読んでみてください。
第2位『小説BATTLE OF TOKYO vol.1』は、「HiGH&LOW」に続くLDHの次世代エンタテインメント・プロジェクト「BATTLE OF TOKYO」の原作小説。著者は『巴里の侍』で知られ、『INGRESS THE ANIMATION―NOVELIZED―』『ファイナルファンタジー零式 Change the World』などを手がけてきた月島総記さんです。
第4位『職場と自宅でギャップのあるパパ』は、著者の泡沫さんがTwitterで連載している同名漫画を、描き下ろしを加えてフルカラーで単行本化したもの。職場ではクールなのに妻と娘にはデレッデレなパパを、やさしげな淡い色合いで描いた日常漫画です。
なお同作は2月25日(木)に発売され、すでに重版が決定しています。
・『呪術廻戦』『花束みたいな恋をした』が上位キープ、初登場は『林原めぐみのぜんぶキャラから教わった』『BTSとARMY』:本屋で今検索されている本ランキング(2021年2月17日~2月23日)
書店店頭でも見かけることが多くなった、在庫や商品棚を調べるのに便利な“検索機”。
「本屋で今検索されている本ランキング」では、全国の書店に設置された端末で「いま何が検索されているのか?」を調べ、ランキング形式でご紹介しています(今回の集計期間:2021年2月24日~3月2日/日販 attaplus!調べ)。
売上冊数ではなく「検索数」を集計していることから、従来のランキングとは違った角度で“今話題の本”がわかるのが特徴です。