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2月2日(火)、第6回吉川英治文庫賞・第42回吉川英治文学新人賞の候補作が発表されました(主催:公益財団法人 吉川英治国民文化振興会)。
吉川英治文庫賞の選考対象は、2019年12月から2020年11月に、シリーズの5巻目以降が一次文庫で刊行された小説のシリーズ作品。一方の吉川英治文学新人賞は、2020年1月1日から2020年12月31日までに新聞、雑誌、単行本などに作品を発表した作家のなかから、もっとも将来性のある新人作家に対して贈られます。
第6回吉川英治文庫賞の候補作に選ばれたのは、今村翔吾さんの「羽州ぼろ鳶組」シリーズや、上橋菜穂子さんの「鹿の王」シリーズ、田中芳樹さんの「アルスラーン戦記」シリーズなど11作品。
また第42回吉川英治文学新人賞の候補には、直木賞・本屋大賞ノミネートで注目を集める加藤シゲアキさんの『オルタネート』や、辻堂ゆめさんの『十の輪をくぐる』、野﨑まどさんの『タイタン』など6作品が選ばれました。
なお受賞作の発表は、3月2日(火)に予定されています。同日には第55回吉川英治文学賞、第55回吉川英治文化賞の発表も行なわれる予定です。
第6回吉川英治文庫賞の候補作(作家名50音順)
・今村翔吾「羽州ぼろ鳶組」シリーズ(祥伝社文庫)
・上田秀人「百万石の留守居役」シリーズ(講談社文庫)
・上橋菜穂子「鹿の王」シリーズ(角川文庫)
・菊地秀行「吸血鬼ハンター」シリーズ(朝日文庫ソノラマセレクション)
・貴志祐介「防犯探偵・榎本」シリーズ(角川文庫)
・小路幸也「東京バンドワゴン」シリーズ(集英社文庫)
・田中芳樹「アルスラーン戦記」シリーズ(光文社文庫)
・堂場瞬一「警視庁追跡捜査係」シリーズ(ハルキ文庫)
・誉田哲也「姫川玲子」シリーズ(光文社文庫)
・三上延「ビブリア古書堂の事件手帖」シリーズ(メディアワークス文庫)
・若竹七海「女探偵・葉村晶」シリーズ(文春文庫)
第42回吉川英治文学新人賞の候補作(作家名50音順)
・芦沢央『汚れた手をそこで拭かない』(文藝春秋)
・加藤シゲアキ『オルタネート』(新潮社)
・武田綾乃『愛されなくても別に』(講談社)
・辻堂ゆめ『十の輪をくぐる』(小学館)
・寺地はるな『水を縫う』(集英社)
・野﨑まど『タイタン』(講談社)