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  • “伊吹有喜作品で一番のお気に入りになった”『犬がいた季節』が首位:読書メーター 2020年11月の注目本ランキング

    2020年12月12日
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    ほんのひきだし編集部
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    日本最大級の書評サイトで「今 注目度No.1の本」

    約100万人のユーザーを抱え、2,600万件以上の感想・レビューが投稿されている「読書メーター」。

    このランキングでは、そんな読書メーターで「今注目が集まっている本」を紹介します! “次に読む一冊”を見つける参考にどうぞ。

     

    先月注目を集めた本【第1位】はこれだ!!

    11月の第1位は、伊吹有喜さんの『犬がいた季節』。三重県の進学校を舞台に、そこで青春時代を過ごし巣立っていった18歳・高校3年生の生徒たちと、彼らを見守り、そして見送ってきた“迷い犬”コーシローの12年間を描く連作短編集です。

    犬がいた季節
    著者:伊吹有喜
    発売日:2020年10月
    発行所:双葉社
    価格:1,760円(税込)
    ISBNコード:9784575243253

    本作は、伊吹さんの母校である三重県の県立四日市高校で、実際に迷い犬を12年間飼っていたことから着想を得て描かれたもの。コーシローが暮らしていたのは昭和49年から60年までで、伊吹さんも高校時代をともに過ごしていたのだといいます。

    いつの時代に青春を過ごしたかは違っても、物語で「あの頃の自分」に再会した読者は多いようです。

    伊吹作品では一番のお気に入りになりました。誰もが通ってきた18歳の頃の甘さも苦さも苦しさも切なさも…。あの頃の幼い恋も不確かな進路も家族との確執や諍いや、離れようとして離れられなかった地元とのしがらみや引力や…それら全てを絡めて掬いあげて見せてくれる作品。人それぞれの内面を抉っても、ちゃんと治癒するまで優しく描ききる温かさに、読後は本当に心が温もりで満たされるのです。

    (ユーザー名:hiace9000)

    いくつになっても胸はキュンキュンするもんだな。なんだか気恥ずかしく、なんだか心地よい。マクラーレン、セナ、プロスト、中嶋悟。毎日F1話しで盛り上がっていた高校時代が懐かしくなる。T-SQUAREのCD、まだ家のどっかにあるかなぁ。久しぶりに聴きたくなった。

    (ユーザー名:gachi_folk)

    かつて高校生だった私をコーシローが思い出させてくれた。心に残る物語。自分の力だけではどうにもならなくて模試のように答えがなくて、でもチャンスは沢山あってそれに必死で向かっていて…コーシローと過ごした生徒達に切ない程共感して涙が溢れ落ちた。

    (ユーザー名:ココアにんにく)

    なお、ランキング トップ10は下記のとおりです。

    それぞれのレビューも、ぜひ読書メーターでチェックしてみてくださいね。

    ※集計期間:2020年11月1日(日)~30日(月)。期間中の本の登録数・レビュー投稿数を集計。

    ・第1位『犬がいた季節』(伊吹有喜/双葉社)
    ・第2位『イノセンス』(小林由香/KADOKAWA)
    ・第3位『お誕生会クロニクル』(古内一絵/光文社)
    ・第4位『同姓同名』(下村敦史/幻冬舎)
    ・第5位『Another 2001』(綾辻行人/KADOKAWA)
    ・第6位『その裁きは死』(アンソニー・ホロヴィッツ、訳:山田蘭/創元推理文庫)
    ・第7位『私は女になりたい』(窪美澄/講談社)
    ・第8位『汚れた手をそこで拭かない』(芦沢央/文藝春秋)
    ・第9位『デルタの羊』(塩田武士/KADOKAWA)
    ・第10位『隣はシリアルキラー』(中山七里/集英社)

    それでは、次回もお楽しみに!!

     

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