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今回の週間コミックランキングは、『鬼滅の刃』最終巻が驚異的な売上を記録し第1位となりました。
TVアニメはもちろん、12月9日(水)時点で日本興行収入ランキング歴代第2位となった劇場版など、着々と読者を増やしていった本作。
発売当日にあたる12月4日(金)には、物語の締めくくりをいち早く読むため、書店の開店前から最終巻を買い求める人が列をなしていました。
その結果、最終巻の発売当日売上は前巻の約3.2倍とこれまでの既刊を大幅に上回る売上を記録。TVアニメが放送中だった第17巻と比較すると、なんと13.5倍も売れています。
冨岡義勇や煉獄杏寿郎など“柱”の物語が描かれたスピンオフ『鬼滅の刃 外伝』(第2位)や、4体のフィギュアが入った第23巻の同梱版(第3位)も好調です。
週が明けるのを待たずして、在庫僅少の書店が出てきている状況ですが、年内にも全巻の重版が予定されています。
『鬼滅の刃』の話題一色になった週ではありますが、ランキング全体を見ると次の『鬼滅の刃』と呼べる作品が並んでいることがわかります。
現在放送中のTVアニメが好評な『呪術廻戦』は、重版の影響もあり上位30位内に既刊すべてと本編の前日譚にあたる“第0巻”が入りました。
単行本が10巻以上発売されている連載作品の既刊すべてがランキング入りするのは『鬼滅の刃』以来です。年明けの1月4日(月)には、第14巻の発売が予定されています。
第23位に入った『怪獣8号』もまた、今後が注目される新作です。マンガアプリ「少年ジャンプ+」では、「完璧な第1話」と称される第1話の公開から史上最速で3,000万閲覧を突破しました。
人々の日常を壊す“怪獣”がひっきりなしに来る「怪獣大国 日本」を舞台に、怪獣に変身する能力を得た主人公・カフカと怪獣に立ち向かう「防衛隊」の活躍が描かれています。
カフカと仲間たちの努力・友情といった王道物語、災害の多い日本を下敷きにした社会派物語としても読むことができる読みごたえ抜群の作品です。
※日販 オープンネットワークWIN調べ。
※(NEW)は集計期間中(11月30日~12月6日)に発売された新刊です。
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