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新型コロナウイルスの影響が、雑誌市場でも「付録の製造遅延や見直し」といった形で現れています。
また、政府による休校要請発表以降、書店店頭の動きにも変化が。
どんな雑誌が売れたのか、「売上冊数」「売上金額」2つの切り口で雑誌ランキングを見ていきましょう。
※日販 POS調べ
※誌名欄の()内は発売日です。発売日は東京を基準としています。
1月に続き「週刊少年ジャンプ」が第1位、「コロコロコミック」が第2位。「週刊少年ジャンプ」は、『鬼滅の刃』特製クリアしおりが付録となった2月10日(月)発売号が最も売れています。
上位にランクインした雑誌では、Snow Manが表紙の「Myojo」4月号が大きく部数を伸ばしました。このほかも、ジャニーズアイドルが表紙を飾った号が軒並み売れ行き好調です。
漫画誌では「少年マガジン」に注目したいところ。最も売れたのは『五等分の花嫁』が完結を迎えた2月19日(水)発売号で、昨年同時期に比べ110%以上に売上が伸びました。同号では、単行本最終14巻の着せ替えカバープレゼント企画などが実施されています。
『五等分の花嫁』最終14巻は、4月17日(金)に通常版・特装版の2パターンで発売予定。全ページフルカラー化した“フルカラー版”第1巻や、TVアニメの公式設定資料集など、関連本もあわせて発売される予定です。
続いて、売上金額ランキングです。
冊数ランキングになく、金額ランキングに入っているのは「おともだち」「てれびくん」「大人のおしゃれ手帖」「steady.」「BE-PAL」「ESSE 特装版」の6誌。
なかでも伸びが大きかった「BE-PAL」は、Haglöfs(ホグロフス)のメッシュ・サコッシュが付録でした。
新型コロナウイルスの影響による発売予定の変更は、3月から本格化します。一部の雑誌で付録がつかなくなるなどの影響が考えられていますが、その一方、自宅で過ごす時間が長くなり、雑誌の購入者が増えているという声も聞こえてきました。
3月期のランキングで顔ぶれに変化はあるのか、次回をお待ちください。
・『鬼滅の刃』効果か!?コロコロを抜き「少年ジャンプ」ついに首位! 雑誌売上ランキング【2020年1月】