'); }else{ document.write(''); } //-->
1月期の書店店頭は、『鬼滅の刃』効果に沸いていました。
どんな雑誌が売れたのか、「売上冊数」「売上金額」2つの切り口で、雑誌ランキングを見ていきましょう。
※日販 POS調べ
※誌名欄の()内は発売日です。発売日は東京を基準としています。
不動の首位と思われた「コロコロコミック」を、「週刊少年ジャンプ」がついに逆転! 1月4日(土)発売の合併号が、最も売れた号となりました。
「#鬼滅本誌」のハッシュタグを付けた投稿がSNSのタイムラインを賑わすなど、発売日の朝から毎週大きな盛り上がりを見せている「週刊少年ジャンプ」。前年同月の発売号と売上冊数を比較しても、116%と大きく伸長しています。
第3位には、創刊誌「はじめてのレース編み」がランクイン。
そのほか上位タイトルでは、「BRUTUS」に注目です。刀剣乱舞特集で新たな読者を取り込み、躍進している同誌。重版分は2月3日(月)頃から店頭に並んでいます。
続いて、売上金額ランキングです。
売上冊数ランキングになく、売上金額ランキングに入っているのは「てれびくん」「InRed」「素敵なあの人」「テレビマガジン」「Steady.」「めばえ」「sweet」「リンネル」の8誌。高単価で、豪華な付録がついた号が多く並んでいます。
年末年始の需要もあって、今回は幼児誌の好調が光りました。
紙の漫画雑誌を読む人が減ってきた……と言われていたなかでの「週刊少年ジャンプ」復活劇は、非常に興味深い動きです。
読者が定期的に書店を訪れる機会となり、より書店店頭が活性化することを願ってやみません。
・株価好調でマネー雑誌に好転の兆し:雑誌売上ランキング【2019年12月】