'); }else{ document.write(''); } //-->
前年比95.4%となった12月期の雑誌売上。
どんな雑誌が売れたのか、「売上冊数」「売上金額」2つの切り口でランキングを見ていきましょう。
※日販 POS調べ
※誌名欄の()内は発売日です。発売日は東京を基準としています。
第1位に「コロコロコミック」、第2位に「週刊少年ジャンプ」という並びは変わらず。しかし今回は、年末年始の特別番組が放送される時期ということもあり、第3位に「ザテレビジョン」がランクインしました。
各地区版を含めると10パターン以上あるため一概には言えませんが、テレビ誌のほとんどは前年同月より売上を伸ばしています。
「Myojo」の躍進が続いているのも、押さえておきたいところ。今回は、King & PrinceとSixTonesのダブル表紙が好調の大きな要因となりました。
生活実用系では「栗原はるみ haru_mi」「NHKテキスト きょうの料理」が好調に推移。特に「きょうの料理」は前年同月比118%と、高い伸び率を見せています。
続いて、売上金額ランキングです。
冊数ランキングになく、金額ランキングに入っているのは「会社四季報」「新春すてきな奥さん」「てれびくん」「InRed」「素敵なあの人」「大人のおしゃれ手帖」「リンネル」「SUPERてれびくん 仮面ライダーゼロワン」の8誌。
前月から入れ替わりの多い月となりました。
注目したいのは「会社四季報」。前年同月に比べ、金額ベースでは103.6%の伸びとなっています。
これには、株価が好調に推移していることが大きく影響しています。トップ20入りは逃したものの、「ダイヤモンドZAi」や「日経マネー」といったマネー雑誌も、軒並み売上を伸ばしています。
今後の動きが楽しみなジャンルです。
2020年がスタートしました。
年始も書店店頭は好調のようす。コミックの好調に支えられた結果ではありますが、単行本だけでなく連載誌にも注目が集まってきています。
スタートダッシュを飾れるよう表紙・付録は特にチェックし、注目号を見落とさないよう売り場を作っていきましょう。
・売れ行きを左右したのはやはり「付録」と「表紙」:雑誌売上ランキング【2019年11月】