'); }else{ document.write(''); } //-->
11月8日(金)に、森博嗣さんの新刊『アンチ整理術』が発売されました。
森博嗣さんはTVドラマ・アニメ化された『すべてがFになる』や、アニメ監督・押井守さんにより映画化された「スカイ・クロラ」シリーズなどで知られる小説家です。
数々のヒット作を生み出す作家が語るのは「整理術」。 断捨離をはじめとした世間の「片付けブーム」に逆行し、「片付けない」ベストセラー作家の整理について書かれています。
森さんは、部屋やデスクの周辺を整理することは無駄な行為だといいます。
小説の数々だけでなく、エッセイなども執筆する森さんは、いわば「文章を書く職人」。創作のネタや閃きが生まれるのであれば、部屋やデスクが散らかっている状態こそが「効率のいい環境」なのだといいます。(モノを捨てる「断捨離」はもってのほか!)
「ものは散らかっているが、生き方は散らかっていない」
(『アンチ整理術』 あとがき より)
断捨離する以上に大事なのは、自分の生き方を整理すること。
自分がなぜ整理・整頓を必要としているのか、モノよりも思考や人間関係を整理することの有用性を説く、創造的な「整理術」が書かれた本です。
目次
まえがき
第1章 整理・整頓は何故必要か
第2章 環境が作業性に与える影響
第3章 思考に必要な整理
第4章 人間関係に必要な整理
第5章 自分自身の整理・整頓を
第6章 本書の編集者との問答
第7章 創作における整理術
第8章 整理が必要な環境とは
あとがき