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  • Twitterフォロワー11万人超! “140字ごはん”の寿木けいさんが考える「きほんの10品」

    2019年11月02日
    くらす
    ほんのひきだし編集部
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    忙しい毎日。家族がいても、一人でも、多くの人が「家に着いたらできるだけ早くごはんを食べたい」と思っているはず。

    足かけ10年にわたって日々の家ごはんを記録・発信している寿木けいさんが、このたび、Twitterで人気の「きょうの140字ごはん」を一冊の本にまとめました。

    タイトルは、『“ただいま”から30分でできる! いつものごはんは、きほんの10品あればいい』

    掲載レシピ数はたっぷり200品ありますが、軸となるのは「きほんの10品」。今回は本のポイントとともに、思わずおなかが鳴ってしまいそうな「名もなき20秒卵」のレシピと、著者・寿木けいさんからのメッセージをお届けします。

     

    「名もなき20秒卵」のレシピ

    【作り方】
    フライパンに多めに油をひき、強めの中火にかける。その間に卵をボウルに割りほぐし、砂糖と塩をひとつまみと水を小さじ1加え、白身を箸で切るようにして溶く。「もういいかな」と思ったら念押しでさらに10回溶く。じゅうぶんに熱したフライパンを強火にし、卵を一度に全部流し入れる。ジュっ!と音がする。スパチュラや木べらを使って縁を中へ折りたたむように大きく数回かき混ぜる。途中でためらって火を弱めないこと。皿に移し、おかか、ごま、醤油をかける。

    あつあつのフライパンの上で、好みのレア加減で焼く「名もなき20秒卵」。ふちのほうから焼けていくので、ふちから真ん中へ、ふちから真ん中へと卵をかき混ぜます。

    「おかか+ごま+醤油」だけでなく、ごはんにのせてあんかけ丼にしたり、追い油でカリッと焼いてソテーにのせたり、具にしたウインナーやハムの塩気だけでシンプルに食べたりと、アレンジすれば毎日でも食べられそうです。

    このほかの「きほんの10品」は、出汁を使わず肉のうまみで野菜を煮る「牛皿のような」、“具は2種類まで”がルールの「野菜のほったらかし炒め」、取り入れるのが難しい“酸味”を味方にする「飲みたい酢の物」など。主菜おかずだけでなく、ごはんもの、汁ものもあるので、「きほんの10品」を組み合わせるだけで一食分の献立ができあがります。

    いずれもごく普通の調味料と食材で作れて、技術のいらない、応用のきくレシピです。

    きほんの10品
    1.名もなき20秒卵/2.牛皿のような
    3.鶏もも焼き  /4.焼き魚のさっと煮
    5.赤と白のスープ/6.野菜のほったらかし炒め
    7.切るだけサラダ/8.飲みたい酢の物
    9.刺身まぜ寿司 /10.炊き込みごはん

     

    おいしくて持続可能で、体に優しくて食べ飽きない。

    『いつものごはんは、きほんの10品あればいい』のはじまりは、「『働く母は10個しかレシピを持たない』という企画を書籍化したい」という寿木けいさんの思いから。

    「きほんの10品」は、「こういうものが食べたい」という日々の“食べたい気分”が泳ぎ着いた代表的なもの。これに「旬のアスパラが食べたい」「パンチの効いた味付けで元気を出したい」「疲れたから下ごしらえナシで作れるものがいい」というあなた自身の気分をかけあわせて、今日の献立を考えてみましょう。

    このとき、食材は「まごこにわやさしい(孫子には優しい)」、味付けは“さしすせそ”でなく「だしすせそ」で考えると、食べたいものでありつつ「食べるべきもの」を取り入れることができます。

    ちなみに料理初心者の方や苦手な方は、皮のまま調理できて火の通りも早い「夏の野菜を使った料理」から初めてみるのもおすすめだそうですよ。

     

    著者・寿木けいさんより

    「肉じゃが」という単語を検索すると、数百万件のレシピがヒットします。プロが考えたレシピを無料で閲覧できるなんて、日本は素晴らしいコンテンツ大国です。

    しかし、ウェブサイトでレシピが手軽に見られることが、料理をする人たちを楽にしているのかというと、そうも言い切れないように思います。
    毎日の料理が「点」であるなら、日々の生活はずっと続いていく「線」です。点のバリエーションを増やしたり強化するよりも、点と点を結んで太い線にしていけるような料理本を作りたいという思いが、私にはありました。料理を軸に、暮らしを立ち上げるのです。

    そのためにまず私が取り組んだのは、平日に必要なレシピを10品に絞るということ。栄養が偏らないこと、飽きない味付けであることなど、さまざまな角度からレシピを厳選しました。
    夕食を作る時間がなかなか取れないのであれば、時短レシピを探すより、朝10分早く起きてみてはどうでしょうか? 料理本でこんな提案、叱られるかもしれません。でも、朝のうちに夜の仕込みを少し済ませておけば、それだけで晩ごはんの支度がぐんと楽になり、余裕が生まれます。

    料理の楽しみとは、自分の好きなものを、好きな味付けで、手早く作れる万能感にあります。食にも生活にも主体的に関わっていくことが、明日、来週、来月、未来につながっていきます。この本が少しでも面白い人生の一助となってくれたら嬉しいです。

    いつものごはんは、きほんの10品あればいい
    著者:寿木けい
    発売日:2019年10月
    発行所:小学館
    価格:1,540円(税込)
    ISBNコード:9784093106337




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