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1.長友選手は、アスリートとして決して若い年齢ではないにもかかわらず、完璧なコンディションを維持している。それは、ファットアダプト食事法を実践しているからだ。
2.ファットアダプト食事法には、(1)筋肉の質が変わり、故障が減る、(2)精神的に落ち着ける、(3)ダイエット効果があるなどといったメリットが期待できる。
3.ファットアダプト食事法を実践するにあたっては、(1)糖質の摂取量をコントロールする、(2)油脂(アブラ)に対する理解力を高め、良質な油脂を選ぶ、(3)たんぱく質を十二分に確保するという基本ルールを守る必要がある。
2018FIFAワールドカップのロシア大会にて、長友佑都選手が次のワールドカップへの意欲を表明したことが話題になった。長友選手は、4年後には36歳。アスリートとしては、決して若い年齢ではないかもしれない。それなのに、このようなポジティブな発言ができたのはなぜか。
「それは僕自身が肉体的にも精神的にも絶好調であり、ロシアでワールドカップに改めて魅了されたからだ」――本書の冒頭で、長友選手はそう振り返る。
彼の絶好調の秘密は、食事にある。長友選手は2015年頃、スランプに苦しんでいた。思ったようなパフォーマンスができないだけでなく、怪我が多く、その回復に時間がかかってしまっていたという。だがヨガや糖質制限など、試行錯誤の末に「ファットアダプト食事法」にたどり着くと、スランプを乗り越え、心身ともに史上最高の状態をキープしているというのだ。長友選手を変えたこの食事法こそ、本書のテーマである。
アスリートの食事法だから、一般人には参考にならないのでは――そう考える方もいるかもしれない。だが本書を読んでみると、この食事法は、気軽に試せるだけでなく、一般人にもうれしいメリットが満載であることがわかる。「一流アスリートと同じ食事法を実践している」と思えば、体調だけでなく、気分も上向きになること間違いなしだ。