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暑くなってくると食べたくなるタイ料理。レストランだけでなく家でも食べたい! と思うけれど、自分で作るとなると調味料や食材を揃えるのが難しそうなイメージがありませんか?
そこで、『簡単なのに本格派! はじめてのタイ料理』から、手に入りやすい食材で簡単に本格的な味のタイ料理が作れる“たれ”のレシピをご紹介します。
この“たれ”は、いろいろなヤムが簡単に作れて、どんな素材にも合う万能だれです。ヤムはあえるという意味で、サラダやあえもののことですが、ボリュームもあり、白いご飯にぴったり。日本人の口にとても合い、素材の組み合わせでバリエーションが広がります。
みなさんもこの夏は、タイ料理を自宅で楽しんでみてはいかがですか?
魚から作るナンプラーはうまみたっぷり。これにレモン汁、砂糖とにんにく、赤唐辛子を加えると、本格的なタイの味に。
肉、魚、野菜……どんな素材にも合う万能だれです。タイではプリックキーヌーという唐辛子を使いますが、日本では生の赤唐辛子で。生がなければ、乾燥か一味唐辛子小さじ1/4でも。唐辛子の量は好みで増減してください。多めに作って冷蔵庫で保存すれば1週間ほど持ちます。このたれがあればタイ料理の幅が広がり、腕がワンランクアップします。
■材料(2人分/1回分)
ナンプラー……大さじ2
レモン汁……大さじ2
砂糖……小さじ2
にんにくのみじん切り……2かけ分
赤唐辛子(生)のみじん切り……2本分
■作り方
混ぜるだけ!
ソムタムは未熟な青いパパイヤで作りますが、手に入りにくいので代わりににんじんで。にんじんは長めに切り、もんでしんなりさせて味を絡めるのがポイント。にんじんの歯ごたえを楽しんでください。
■材料(2人分)
にんじん……大1本
さやいんげん……3~4本
ミニトマト……3~4個
桜えび(乾燥)……大さじ3
万能だれ……大さじ3~4
ピーナッツ(できれば無塩・粗く砕く)……大さじ1
■作り方
①にんじんは皮をむき、7cm長さのせん切りにする。さやいんげんは3cmの長さに切る。ミニトマトは横半分に切る。
にんじんは7cmほどの長さが、しんなりしたときに食べやすい。
②ポリ袋に①、桜えび、万能だれを入れ、口を持って袋の上からもんでにんじん、さやいんげんをしんなりさせる。器に盛り、ピーナッツを散らす。
どんぶりにしても万能だれがからんだにんじんは、ご飯にもよく合います。
万能だれで作りたいのが肉のヤム。肉は焼いてもゆでてもそれぞれおいしい! まずは、焼いた鶏肉と野菜、きのこのサラダ。“ガイ”はタイ語で鶏肉のこと。鶏肉のカリカリの香ばしさが決め手なので重しをして焼きます。
■材料(2人分)
鶏もも肉……小1枚(200g)
しめじ……1/2パック
きくらげ(乾燥)……大さじ1(3g)
きゅうり……1/2本
チコリ……1/2個
赤ピーマン……1/4個
スペアミント(葉を摘んで)……カップ1/4
塩、こしょう……各少々
万能だれ……大さじ3~4
フライドガーリック……適宜
■作り方
①鶏肉は厚い部分に切り込みを入れて、厚みを揃え、塩、こしょうをふり、15分ほどおく。
②フライパンは油をひかずに中火で熱し、鶏肉の皮を下にして入れる。底が平らな皿をのせ、重し(約500g)をして両面をこんがりと焼き、粗熱をとって1口大に切る。
③きくらげは熱湯に10分ほどつけてもどし、石づきを除いて食べやすい大きさに切る。
④しめじは根元を切り落とし、小房に分け、さっとゆでる。きゅうりは薄い輪切りにする。チコリは斜めに細切りにする。赤ピーマンは千切りにする。
⑤ボウルに②~④、スペアミントを入れ、万能だれを加えて混ぜ合わせる。器に盛り、好みでフライドガーリックを散らす。
他にも、春雨のヤムやえびのミルクスープなど日本でも人気のタイ料理レシピがたくさん! ぜひ挑戦してみてください。
出典元:https://kurashinohon.jp/248.html
※本記事は、講談社BOOK倶楽部に2019年5月9日に掲載されたものです。
※この記事の内容は掲載当時のものです。