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ランチ、それは日々の仕事の疲れを癒すオアシス。会社に行くのがつらいときも、朝から上司に怒られても、取引先といまひとつうまくいかなくても、おいしいランチを食べれば午後からまた頑張れる。ランチにはそれほど大きな力があるといっても過言ではありません。
そんなランチが割引価格で食べられることで話題になり、じわじわとランチタイムに浸透してきた『ランチパスポート』(通称:ランパス)。テレビや雑誌で目にする機会も増え、私も人一倍ランチにこだわりを持つ者として非常に気になっていました。
「おいしいランチが食べたい」「普段行けないようなちょっと高めのお店にも行ってみたい」「でもランパス持ってお店に行って、図々しい印象を与えないだろうか……」
そんな30代前半サラリーマンが葛藤しながらも(ランチと)闘った記録を、ここに記しておきます。
これ1冊で税込980円。「ちょっと豪華なランチ」1回分といったところでしょうか。中を開くと、800円前後のランチが500円(税込540円)で食べられるようになっています。1回300円の割引ということは、だいたい3回以上使えば1冊分の元が取れる計算になりますね。ちなみに気になる有効期間は、発行日から3か月です。
注意したいのは、1人につき1冊必要だということです。私のような孤独のグルメを愛する者はともかく、何人かで連れ立ってキャッキャウフフしながらランチを楽しむには、全員がランチパスポートを持っていなければなりません。「自分だけ安く食べる」という最悪の結末を避けるためにも、これは要注意です。
まずは都営新宿線・小川町駅近くの琉球ダイニング「てぃーだ 御茶ノ水店」へ。ソーキそばという単語に惹かれて選びました。
頼んだのはソーキそばセット。通常800円のところが、ランチパスポートで540円になりました。32.5%オフとは相当安い! そして旨い! 注文してからの提供スピードも早いのも、ランチタイムには嬉しいところです。ラフテー丼セット(850円)やソーキ丼セット(780円)もランチパスポートの対象とのこと。これは我がお茶の水ランチマップにも掲載決定だな……。
2日目は神田小川町の「チャントーヤ ココナッツカレー」へ。カレーの町・神保町に隣接しているためか御茶ノ水にもカレー屋さんは多いのですが、知らないお店だったのでチャレンジしました! カウンターとテーブル席を合わせると20人は入れそうなお店です。ランチパスポートの紹介文では「女性客も入りやすいスタイリッシュなデザイン」とありましたが、なんと私が行ったときは、ほぼ満席の店内に女性のお客さんしかいませんでした(笑)。
オーダーしたのはお店と同じ名前のチャントーヤカリー。じんわりした辛さとココナッツミルクの甘みがおいしいです。メニューも10種類以上あるので、毎日ローテーションで楽しめそう。量もしっかりあるので、男性も十分満足できます。
今回のチャントーヤカリーは、通常850円が540円になりました。
ランチパスポートの巻末には、特別企画の「プレミアムランチ特集」が収録されています。これは1,300円以上の高級ランチが1,080円になるというもの。プレミアムというだけあって、毎日通うにはちょっとお財布が厳しい価格帯です。「せっかくなので一番プレミアムなお店に行ってやろう」と選んだのが、JR御茶ノ水駅・東京メトロ千代田線の新御茶ノ水駅すぐ近くの複合施設「WATERRAS(ワテラス)」の1Fにある「World Wine Bar by Pieroth(ワールド・ワイン・バー バイ・ピーロート)」。ランチパスポートでは毎号掲載される人気店だそうです。
私が選んだ「グリルチキンのランチセット」は、なんと1,850円! まさにプレミアム! キングオブランチ! ある意味「王様のブランチ」!! これが1,080円で食べられるとは……。こんなスタイリッシュなお店、ランチパスポートに載っていなければ来られなかったかもしれません。ありがとうランチパスポート!
まずは前菜のシーザーサラダからいただきます。
食べ終わった頃合を見計らって、メインのグリルチキンが登場。見た目がすでにプレミアムだ……。
もちろん味も、大変おいしゅうございました。スパイスの効いたやわらかいチキン。添えられている野菜のグリルも、見た目が鮮やかなだけでなくおいしくて食感もいい。これは昼間からワインが飲みたくなる!
ワインバーだけあって、店内のワインセラーには世界中のワインがずらりと並んでいました。仕事の合間だとお酒は飲めないけれど、休日ならゆっくりワインと一緒にランチを楽しむのもよさそうです。
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初めてランチパスポートを利用しましたが、予想以上にお得感が満載で大変満足しました! 新しいお店を開拓するもよし、お気に入りのお店でお得に食べるもよし、エリア付近に通う会社員・学生の皆さんはぜひ一度試してみてください。ちなみに今回利用した「神保町・水道橋・御茶ノ水エリア」のランチパスポートには、神保町を中心に広いエリアのお店が掲載されていました。