• fluct

  • 『ブスの自信の持ち方』は、誰よりも「ブス」という言葉と戦い、向かい合った作家のエッセイ集!

    2019年07月09日
    くらす
    日販 ほんのひきだし編集部
    Pocket

    『人のセックスを笑うな』の山崎ナオコーラさんがおくる新作エッセイ、『ブスの自信の持ち方』が誠文堂新光社から7月10日(水)に発売されます。

    本書は誠文堂新光社のWebサイト「よみもの.com」で連載されていた文章がまとめたもの。「ブス」は自信を持て! という指南書ではなく、山崎さんが「ブス」ということばに向き合ったエッセイ集になっています。

    ブスの自信の持ち方
    著者:山崎ナオコーラ
    発売日:2019年07月
    発行所:誠文堂新光社
    価格:1,620円(税込)
    ISBNコード:9784416519561

     

    「ブス」という言葉と戦う

    2004年『人のセックスを笑うな』で第41回文藝賞を受賞後、インターネットを中心に自身の写真が誹謗中傷にあった山崎さん。

    インターネット上の媒体から自身の写真を削除したり、自身の写真をメディアに掲載されることを断っていた時期もありました。

    今回の本を出すにあたって、これまで避けていた「ブス」という言葉を堂々と出すことで社会を変えたいと考えたそうです。

     今回、「ブス」の本を出そうと考え、タイトルについて思案したとき、「ブス」という言葉は堂々と出そうとまず考えた。また、社会の中に「ブスは自信を持つな」という圧力があるのを感じてきたので、「自信」という言葉も入れたいと思った。「ブス」が堂々と自信を持って活躍できる社会にしていく、というのがこの本を出す意義だ。本作りは社会作りだ。

    (『ブスの自信の持ち方』p.16より)

    「ブス」という言葉には負のイメージもあり、避けたいと感じる人もいると思います。しかし、「ブス」をあえて使用することで、「ブス」に関する問題を「個人間の問題」に矮小化するのではなく、「社会の問題」として考えるきっかけになると述べています。

     

    「自信をなくさせる」ことをやめさせる、山崎さんが本書で考えること

    社会には「こうでなくてはならない」という慣習や空気があり、それに背くと叩かれることがあります。そして、自分がその空気に沿っていない、合っていないことで自信をなくすことを山崎さんは止めたいと考えています。

    エッセイでは「ブス」という容姿についてだけではなく、結婚観やタトゥーを入れることなど話題は多岐にわたります。しかし、どの話題にも通底していることは、不当な慣習や空気の圧力を退けていい、という力強さです。

    山崎さんのファンはもちろんですが、「なんでこんなこと言われているんだろう」と悩み、落ち込んでいる人や、空気や慣習によって「自信をなくさせられた」人に元気と勇気を運んでくれる本になっています。




    タグ
    Pocket

  • GoogleAd:SP記事下

  • GoogleAd:007

  • ページの先頭に戻る