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忙しい大人たちを悩ませる、部屋の片づけや整理整頓。
なかには片づけが得意な人もいますが、「面倒だけど頑張っている」または「苦手すぎて散らかり放題(特に平日)」といった人が多いのではないでしょうか。
片づけをスムーズにこなせるようになりたい……そんな思いに応える本『ゆる片づけBOOK』が登場しました。
自分ができそうなことから進める「ゆる片づけ」を提唱した一冊です。今回は本書で解説されている、きれいな部屋を保つ「4STEP」について紹介します。
STEP1は「モノを減らす」こと。そもそもモノが少なければ、片づけの手間は大幅に減るのです。
本書では、洋服や靴、キッチン用品、いただきモノなど、アイテム別にモノを捨てる基準とコツが詳しく説明されています。
捨てるのが苦手という人のためには、罪悪感を持たずにモノと上手に別れられる「名言」も多数登場! 例えば次のような名言が掲載されています。
・「今はかない靴は、いつまでもはかない」
→お気に入りの靴でも、途中で脱ぎたくなるような思いを一度でもすると“お蔵入り”になりがち。復活のチャンスがなさそうなら捨て時です。・「ためすぎはお得ではない! 脂肪と同じでなくていいモノ」
→特売で買った洗剤やキッチンペーパー、ゴミ袋のストックなどは、スペースを取り管理に手間がかかることも! 物によっては、ストックしておくのは次使う1個だけにしておきましょう。
STEP2は「モノの置き場所や入れ方を押さえる」こと。
モノをどこにどうやって納めるかで「スッキリ!」に大きく差が出ます。モノの出し入れがしやすくなった結果、片づけに対するストレスもなくなって、きれいが長続きするのです。
本書には次のようなコツが紹介されています。
【コツ1】仕切る
大きさの違うモノは、仕切って収納すると、スムーズに出し入れできます。
【コツ2】立てる
細長いモノは立てて収納。手にとったときをイメージして入れる向きにも配慮を。
【コツ3】放り込む
ひとつの収納スペースに1種類のモノを入れる場合なら、あえて仕切らず「無造作に入れる」のもOK。
【コツ4】つるす
ポールやフックを使えばどこの壁面も収納スペースに!
STEP3は「決まりを作る」こと。
散らかった部屋を一気に片づけてしまうと「この状況をキープするぞ!」と思うものですが、ダイエットと同じで、片づけ界にも恐怖の“リバウンド”が存在します。
いつの間にかモノが増えている、そして元通りの状態になっている……とならないように、自分との約束事を決めておくことが大切です。本書で紹介されているのは、こんな“ゆるい決まり”。
・使用回数が少ないものはレンタルで
たんすの肥やしになりそうなものは思い切ってレンタルにしましょう。家電やドレスなど、現在では多くのものがレンタル可能です。
・欲しいものリストで衝動買い予防
多くの人が無意識にやっている衝動買い。あとから「実はいらなかった」「もっと安く買えたのに」なんてことが無いよう、予め必要なものはリスト化しておくのが吉!
「ゆる片づけ」のポイントは、そのゴールが部屋が片づくことではなく、「毎日が楽しくなること」に設定されていること。
STEP4ではこれまでと少し異なり、STEP1~3を実行したあとに、どんな素敵なことが待っているのかに主眼が置かれています。
例えば「時間が有効に使える」「健康が保てる」「お金が貯まる」「人間関係がうまくいく」などなど、実は片づけには多くの効用があることがわかります。
「部屋をきちんと整理することで、いままで失っていたいろいろなことが自分に戻ってくる」そうしたイメージをしていくとモチベーションにつながるのです。
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本書には今回紹介したこと以外にも、自分にはどんな傾向があるのかが分かる「片づけ性格診断」など、片づけへのハードルをとことん下げる内容が満載。
整理術も可愛らしいイラストや写真を使って丁寧に説明されているため、苦手な人も気楽にチャレンジできます。気になる方はぜひ書店へ!
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