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  • 「ミルクは3時間おき」「次まで休憩」は甘かった……“男性の育休取得”のリアル体験記

    2019年02月06日
    くらす
    ほんのひきだし編集部
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    分かってなさすぎた男の、超的外れ予想

    「イクメン」という言葉がすっかり定着した昨今。「男性も育休を取ろう」と呼びかける会社も増えているようですが、男性の育児休業取得率は、過去最高値ではあるもののいまだ100人に約5人の割合にとどまっており、「育児休業を利用したかったができなかった」との声もあがっているようです(内閣府男女共同参画局「共同参画」2018年6月号より)。

    ここで男性の皆さん、もし自分が育児休業を取得したとして、どんな日々を送ることになるか想像できますか?

    電通のコピーライターとして働く魚返洋平(うがえり ようへい)さんが考えていた「1日のスケジュール」は、次のようなものでした。

    授乳はだいたい3時間おきと聞いたから、朝は7時から始まって1回20~30分くらい、1日8回。オムツ交換もだいたいそれくらい。

    沐浴を18時として、自分たちの夕食は20時ごろ。23時前後に交代でお風呂に入って、就寝。

    しかし実際に育児休業を取って始まった「生後1か月の子どもとの生活」は、まったく違ったものでした。

    授乳の合間にあったはずの“約3時間の休憩”などなく、「授乳→オムツ→あやす」のスパイラル。

    当初はなかった「洗濯」「買い出し」「食事の支度」などの細かいタスクが書き込まれ、たっぷり7時間あったはずの睡眠は3分の1ほどになり、円グラフには細い「仮眠」が差し込まれることに……。

    生後1か月なので奥さんも産後休業中かと思われますが、「もしワンオペ育児だったらどうなっていただろう」と絶句してしまいます。

     

    “黄金の瞬間”に立ち会う喜びと、心配な「これから」のこと

    育児の大変さを身をもって感じた魚返さん。しかしその一方で、ずっと赤ちゃんと一緒だからこそ立ち会えた“黄金の瞬間”もありました。

    言葉にもならない音を、赤ちゃんが初めて口にした瞬間。
    沐浴後、赤ちゃんを泣かせることなく寝かしつけられた瞬間。
    便秘気味で心配していたところ、ウンチをしっかり出した瞬間。

    魚返さんにとってこの瞬間は、仕事でいいコピーが降りてきたときに匹敵する快楽だったそう。

    とはいえ、気になるのは「これから」のこと。

    ・お金は大丈夫なの?
    ・自分の時間は取れるの?
    ・職場復帰できるの? 出世の邪魔にならない?

    魚返さんの場合はどうだったのでしょうか。

    1月27日(日)に発売された『男コピーライター、育休をとる。』は、そんな魚返さんが自身の体験を交えつつ、育児休業の実情を“男性会社員”の立場から綴った一冊。

    「ウェブ電通報」で2017年7月から1年2か月にわたって連載されたコラムに大幅に加筆修正し、約4万5,000字を加えて書籍化されました。

    男性の育休取得とは、夫婦共働きでの育児とはどんなものか。そして「家族を持つ」とはどういうことか?

    自分の思う家族像を、今一度考えてみてはいかがでしょうか。

    男コピーライター、育休をとる。
    著者:魚返洋平
    発売日:2019年02月
    発行所:大和書房
    価格:1,650円(税込)
    ISBNコード:9784479393184

    目次
    第1章 育休を開業しよう
    第2章 おっぱい、ウンチ、そして育休
    第3章 育休への道
    第4章 乳母車で街へ出る
    第5章 わが家の保活体験記
    第6章 5つの育休Q&A
    第7章 育休の終わり、 すべての始まり
    第8章 「イクメン」にはうんざりだけど
    第9章 育休から戻ってみたら(前篇)
    第10章 育休から戻ってみたら(後篇)
    第11章 隠れ子ども嫌い
    第12章 続・わが家の保活体験記
    第13章 デイアンドハーフの育児休暇




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