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寒い日が続いていますが、そんな季節に大活躍なのが「カイロ」。肩や首を温めると風邪の予防に、腰に使うと腰痛の改善にもなるといいます。
ところでカイロを使う時、袋から取り出したら無意識に揉み揉みしていませんか? 実はこれ、間違った扱い方なのです!
現在のカイロは昔のものと比べ、発熱のメカニズムが大きく進化しており、袋から出してたった数回振るだけで温まりはじめます。
このように普段何気なくやっているけれど、実はその習慣はムダ、または問題ありということが、身の周りにあふれています。
これらの習慣を知らずに続けていると、意味がないだけでなく、損をしていたり危険を招いたりする場合もあるのです。
今回は、『日本人の9割がやっている 残念な習慣』の中から、そんな身近な習慣でついやってしまっている「残念!」な事例をいくつか紹介します。
まずは「目薬をさしたあと」の正しい習慣について。次の2つのうち、どちらの行動をとりますか?
(1)上を向いたまま、目をパチパチする。
(2)まぶたを軽く閉じて、1分ほどその状態を保つ。
正解は(2)。
目尻には、「涙点」という涙の排水溝があります。目薬をさしたあとにすぐ目をパチパチしてしまうと、せっかく入れた目薬の成分が涙と一緒にその涙点に入り、のどの方に流れてしまうのです。
目薬をさすポイントは、容器がまぶたに触れないよう目の2~3㎝上から滴を落とすようにすること。そして、さしたあとは、まぶたを軽く閉じて1分間ほどその状態を保つことで、目の表面全体に目薬を行き渡らせることができます。
続いて「卵をうまく割る」には、どうしますか?
(1)円柱の形をしたモノの側面に当てて割る。
(2)器の角や平らな面に当てて割る。
正解は(1)。
黄身が崩れたり細かい殻が混じったりと、キレイに割るのは意外と難しい卵。一般的には、器の角や平面に当てて割る人が多いでしょう。しかし実は、確実にキレイに割る最も良い方法は、「球面」に当てることです。
すりこぎやワインの瓶など、硬くて円柱状のものを倒して置き、カーブしている側面に卵を上から当てます。この方法だと卵に加わる衝撃力がちょうど良いので、大きな亀裂が入りやすく、殻が細かく砕けることもありません。
またこれは裏ワザ的な方法ですが、大きなオムレツを作るときなど卵を何個も使うときは、卵同士をぶつけるのもアリです。よっぽど強く当てない限り、弱い方の殻だけに亀裂が入るので、両方の卵が割れてしまう心配はありません。
昨年大流行した「サバ缶」。ところで缶詰を購入したら、どのくらいの期間で食べますか?
(1)すぐに食べる。
(2)半年以上経ってから食べる。
正解は(2)。
缶詰は、製造直後よりも、半年以上経ったものの方が味がいいのです(特に魚介類の缶詰)。なぜなら、製造したばかりだと、調味液が缶詰内で均一に染み込んでいないため、どうしても味わいにムラが出てしまうから。
また、製造直後の缶詰は身に締まりがなく、食感がいまひとつ良くないのですが、調味液の塩分が染み込んでいくことで、身から水分がにじみ出てきます。そして半年ほどで、適度に身が締まってくるのです。
ただし製造後5年ほど経つと、糖とアミノ酸の化学反応によって、変色したり味が落ちたりする場合があります。魚介類の缶詰の食べ頃は、製造後半年から3年程度と覚えておきましょう。
上の3つの習慣で、つい間違ったほうをやったことがあるという人もいるのではないでしょうか?
本書にはほかにも「炊飯器を使わないときは、コンセントを抜いておく」「順番を気にせず洗濯物を洗濯機に入れる」など衣食住に関する「残念な習慣」と、その解説が満載!
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