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炭水化物の摂取を控える「糖質制限」をはじめ、ダイエットや体質改善のために食事の量や内容をコントロールする人が増えています。
一方で、挑戦してみたものの挫折した人や、そもそも食事が楽しみなので制限したくない、という人も多いのではないでしょうか。
ごはんやビールもガマンしたくない。でも健康な体でいたい……そんな願いを叶える一冊をご紹介します。
12月28日(金)に発売された『疲れない体をつくる疲れない食事』は、無理なく続けられる食事スタイルが紹介されています。
著者の柏原ゆきよさんは、一般社団法人日本健康食育協会の代表理事を務める栄養士で、『お腹からやせる食べかた』をはじめ著作を多数持つ食事術のスペシャリスト。
食に関する誤解をとき、正しい食の考え方を伝えるために活動しており、2万人を超えるビジネスパーソンの体質改善を実現していきました。
そんな柏原さんによる本書は「日本人に最適なシンプル食事術」として、どんな人にも無理なく続けられる食事スタイルを提案している点が大きな特徴です。
本書では6つのレッスンを通し、身体機能と脳機能を維持する食とのかかわり方を学ぶことができます。各レッスンの内容は以下の通りです。
1. 「原理原則」食事術
1つ目のレッスンでは、食事術の土台となる基本の知識を知ることができます。「朝抜き」「夜抜き」はしない、ストレスのたまる食事制限はしないといったことが予防医学の観点から説明されているので、しっかり押さえたいところです。
2. 「ごはん中心」食事術
2つ目は「ごはん」を取り上げたレッスンです。糖質制限として排除されがちなごはんですが、実は老化を防ぐ「抗ストレス食材」なのだそう。仕事の生産性を高めつつ、太らないためのごはんの食べ方がわかります。
3. 簡単「みそ汁」食事術
3つ目は「みそ汁」を取り上げています。胃腸機能や肝機能を回復させる力を持つ「みそ汁」。本書には「ご飯とみそ汁の朝食で、自律神経が安定する」など効果的な食べ方とその理由が解説されています。
4. 「シンプル」生活習慣術
4つ目のレッスンではなんと、“運動なし”でメタボが改善するワザを紹介しています。収録されているのは「体温を上げる」「とにかくよく噛む」など、簡単にできそうなものばかり。
5. 「脳が喜ぶ」食習慣術
5つ目は「脳が喜ぶ」食習慣術ということで、うまくガス抜きをする方法が書かれています。食事術というとどうしても「努力」というイメージがありますが、本書が提唱しているのはあくまでも無理はしないこと。たまには思い切り贅沢して好きなものを食べることも大切なようです。
6. 「プロジェクト」食事術
6つ目はビジネスパーソン向けのレッスン。食を通じて仕事のパフォーマンスを上げるための方法が論じられています。週に1度のパワーランチが「チーム力」を底上げするなど、食事の場面を利用した仕事術は目からウロコの内容です。
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本書の魅力は、ダイエットや体質改善だけではなく、心の健康や生活の質向上にも配慮をしているところ。従来の「制限する」食事術ではなく、できるだけラクに楽しく健康を実現するノウハウが詰まっています。
心身の不調を感じがちな人は、まずは毎日向き合う「食事」に目を向けてみてはいかがでしょうか。
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