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食べ物、食は人生最大のテーマのひとつ。旬の食べ物は、おいしさも格別です。栄養価が高く、旬の食材を食べることは、その季節に体が必要としている栄養素を摂取することにつながります。
冬の寒さで弱った体を目覚めさせ、体に新しい細胞を作り出す「春」の食材。暑さでほてった体を冷まし、夏バテや熱中症を防ぐ「夏」の食材。
寒い冬に向けてエネルギーを確保し、冬を迎える体作りに役立つ「秋」の食材。冷えた体を芯から温め、風邪予防や寒さに負けないよう寒さから体を守る「冬」の食材。
春夏秋冬、日本ならではの四季の旬を意識しながら、栄養素をムダなく摂取する方法をおぼえると毎日の献立や健康作りに役立ちます。
書籍『食材のかしこい食べ方』では、写真とイラストをオールカラーでふんだんに使い、食材の正しい食べ方が紹介されています。
旬を意識して栄養素をムダなく摂取する方法のほか、体の不調に必要な栄養素、調理法と食材の相性を余すところなく解説。
監修は『その調理、9割の栄養捨ててます!』(世界文化社)、『コレステロールを下げる!毎日続けられる食べ飽きない食材&レシピ』(技術評論社)などの栄養に関する書籍の監修や著書が多数ある、弥冨秀江先生。
弥冨先生は女子栄養大学栄養クリニック、病院、企業の食品およびメニュー開発などで長年、健康で豊かな食生活のための正しい食の知識の普及と、食生活の提案や支援を行っている管理栄養士です。
今回は、本書の内容を一部ご紹介します。
▼本書の使い方(※画像をクリックすると拡大して表示されます)
特徴は、各食材の栄養素や選び方、体への効果、おすすめの調理法などが、豊富な写真とイラストをまじえて、カラー見開きでまとまっているということ。
取れる栄養素の働きが一目でわかるため、体の不調に合わせて食材を簡単に選べます。
レシピは栄養素を逃さないだけでなく「時短」にもこだわりました。メイン料理だけでなく、あと一皿のメニューとしても使えます。
さらに、栄養素を逃さない保存法と、食材を選ぶためのポイントも掲載。より一層、栄養素をムダなく効果的に摂取することができます。
本書は企画段階で、ママ社員が実際に掲載するレシピで夕食を作りました。
すると、このような結果に。
・旬の食材を使用しているため、スーパーでは材料を安く買うことができる
・調理時間はどれも5~15分程度と、手軽に作れる
・味は小学生男の子2人が「おかわり!」を毎回せがむほどの美味しさで、しっかり野菜を食べてくれる
大人だけでなく、食べムラがあるこどもたちも少ない品数で効率よく栄養をとることができるのは、魅力的なポイントですよね。
マンネリメニューからも解放され、ワーキングママでも大助かりのレシピになっています。
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食材に関する基礎的な知識から、毎日の食卓に応用できる魅力的なレシピまで、食材をかしこく使うための知識が満載の一冊です。
日ごろの栄養が気になる人や旬の食材を味わい尽くしたい人は、ぜひ読んでみてくださいね。
目次
PART1 春の栄養素をムダなく食べる方法
・春の野菜春の野菜(キャベツ、グリーンアスパラ、菜の花など)
・春の魚介類(金目鯛、ワカサギ、アサリなど)
・春の果物(いちご、オレンジ)
COLUMN1 肉の栄養素(牛肉、豚肉、鶏肉牛)PART2 夏の栄養素をムダなく食べる方法
・夏の野菜(トマト、なす、オクラなど)
・夏の魚介類(アジ、イワシ、ウナギなど)
・夏の果物(ぶどう、すいかなど)
COLUMN2 卵・乳製品の栄養素(卵、牛乳、チーズ)PART3 秋の栄養素をムダなく食べる方法
・秋の野菜(いも類、玉ねぎ、きのこ類など)
・秋の魚介類(サンマ、サケ、カツオなど)
・秋の果物(栗、柿)
COLUMN3 豆腐・納豆の栄養素PART4 冬の栄養素をムダなく食べる方法
・冬の野菜(大根・かぶ、ほうれん草、小松菜など)
・冬の魚介類(カキ、ブリ、マグロなど)
・冬の果物(温州みかん、りんごなど)
COLUMN4 そのほかの栄養素(にんにく、しょうが、大葉、もやしなど)