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  • 「更年期」対策してますか?健康リスクが一気に高まる「オトナ女子」の体との付き合い方

    2018年12月01日
    くらす
    すばる舎 編集部 菅沼真弘
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    「気の持ちよう」も大切です

    まず意識してほしいのは、「更年期はいずれは終わる」と認識すること。更年期障害の期間は、一般的には40代半ばから50代半ばにかけての10年程度なので、一生続くものではありません。

    「更年期うつ」に陥っていると、不調がずっと続くのではないかとも思えてくるのですが、いつかは自分を悩ませる不定愁訴から解放される日がくるのです。

    ちなみに、第二次大戦中の日本女性には、ほとんど更年期障害の症状が見られなかった、という逸話が残っています。

    もちろん、記録体制の不備などによる可能性もあるのですが、これは戦況が悪化して、当時の女性たちが明日をも知れぬ心労の中で生き延びようと必死になっていたために、「更年期障害どころではなかった」のが原因ではないか、と考えられています。

    つまり、更年期障害は「気の持ちよう」による部分も大きいということ。

    あまりネガティブに考えず、「いよいよ来たな」とどっしり構えて対処するようにしましょう。いまは、不快な症状への対処法もさまざまに存在しています。

     

    自分でできる対処法

    病院に頼らなくても、自分ですぐにできる対処法もあります。たとえば、以下の「副交感神経エクササイズ」。

    これは、医学の教科書にも載っている、きちんと根拠のあるエクササイズで、交感神経とバランスをとってカラダをリラックスさせる「副交感神経」の働きを高めるエクササイズです。

    ほかにも、要はリラックスできればいいので、ヨガや瞑想、ゆっくりとした入浴、ツボ押しやマッサージなどでもOK。好みのアロマを焚いたり、温かいお茶を飲むことなどもオススメできます。

    自律神経の実働部隊の大切な部分は背骨の近くにあるので、日々の生活で保温を心がけて体幹を温かくするのもGood!

    もちろん規則正しい生活や食事、さらに適度な運動は、更年期に限らずいくつになってもマストです。

     

    医療機関を利用する対処法

    更年期障害による不快症状のレベルが、自分では対処できないくらいに高い場合には、かかりつけ医に相談して、医学的な治療を受けることもできます。

    主な治療法としては、以下の3つを挙げることができるでしょう。

    1. 漢方薬治療

    加味逍遙散(かみしょうようさん)、当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)、桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)などが使われることが多いようです。

    その人の体質に合った処方がされますから、かかりつけ医とよく相談しましょう。漢方薬だからといって、副作用がないわけではないので、素人の自己判断は避けるのが安全です。

    2. ホルモン剤治療

    更年期障害の直接の原因が性ホルモンの分泌量低下ならば、性ホルモンを薬で補えばいいのでは? という直接的な治療法です。

    不定愁訴対策だけでなく、美容やアンチエイジング目的で行なうこともあります。合う人には高い効果があり、最近話題になっている治療法でもあります。

    ただ、合わない人には副作用が出る可能性もあるので、これも、かかりつけ医とよく相談することが必要です。

    3. その他の西洋薬治療

    精神的なストレスを和らげるために、抗不安薬や軽い抗うつ薬、催眠鎮静剤などが処方されることもあります。

    いずれも、きちんと用法を守れば怖い薬ではありませんから、症状がひどい場合には「いざというときのお守り」的に使うことを考えてみてください。

    ***

    このように、さまざまな対処法が用意されていますから、むやみに恐れず、「更年期」も自分らしく、楽しく生きていきたいものです。

    そのほかにも、さまざまなオトナ女子の健康不安に応えてくれるこの1冊、ぜひ、みなさんも読んでみてはいかがでしょうか。

    オトナ女子あばれるカラダとのつきあい方
    著者:常喜眞理
    発売日:2018年01月
    発行所:すばる舎
    価格:1,540円(税込)
    ISBNコード:9784799106822




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