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最近、アラフォーからアラフィフ、場合によってはアラカン(アラウンド還暦)にかけての女性のことを、「オトナ女子」と呼ぶそうです。
この「オトナ女子」世代は、健康リスクが一気に高まる世代でもあります。
有名な「更年期障害」にはじまり、甲状腺の異常や肌荒れ、目のトラブル、不眠、関節痛、便秘や下痢……さらには発がんリスクも上昇。
若い頃には従順だった自分のカラダが、まるで突然に「あばれ出す」ように感じる方も多いといいます。
人生を楽しむ「オトナ女子」が気をつけるべき、さまざまな健康上のリスク。それらへの対処法を年代ごとにザックリ確認できる1冊が、この『マリ先生の健康教室 オトナ女子 あばれるカラダとのつきあい方』です。
少し前に発売された本ですが、最近、SNS上で話題になり、再びジワジワと売上を伸ばしています。
著者は、テレビにも度々出演し、金髪がトレードマークになっている女性医師の常喜眞理先生。みずからも「オトナ女子」の一人であるマリ先生が、自身の経験を踏まえつつ、悩める女子たちにぴったりの健康アドバイスをしてくれます。
今回はこの本の中から、「アラフォー」のオトナ女子への更年期障害対策のアドバイスを、要約して紹介していきます。
女性のカラダは、40代前後にある大きな変化を迎えます。それは「成長ホルモン」や「性ホルモン」の分泌量の低下。
このうち、前者の成長ホルモンの分泌量低下は、30代からすでに少しずつ始まっていて、女性のカラダを、着実に「無理のきかないカラダ」へと変えていきます。
たとえば、30~40代以降の女性に起こりがちな次のような症状。心当たりのある方は「成長ホルモン」の分泌量低下によるものかもしれません。
そしてこれに加えて、40代からは、いよいよ後者の「性ホルモン」の分泌量低下も始まります。
そうです、「更年期」の訪れです。こうした「性ホルモン」の分泌量の変化は、脳の視床下部にストレスを与えます。
すると、カラダのさまざまな働きを司る自律神経への脳からの指示が乱れ、多種多様な症状……「病気」というほどでもないけれど、つらい、しんどいなど、いろいろな不調を引き起こします。
これらが、いわゆる「不定愁訴(ふていしゅうそ)」と呼ばれるもの。
以下はよく知られている症状だけを示した図ですが、このほかにも、症状はさまざまな形をとります。
自律神経はカラダの働きを調整している神経で、そこが不調になってしまうので(つまり「自律神経失調症」)、極端な話、下の図のようにどんな不調でも起こりえるのです。
これこそが、いわゆる「更年期障害」の正体なのですが、では、オトナ女子のみなさんは、この更年期障害にどのように対処していけばいいのでしょうか?
>>次のページでは、更年期障害の対処法をご紹介!