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表紙に大きく「料理が苦痛だ」、帯に「もういやだ」。
鎌倉で“作らないで見ているだけ”のお気軽料理サロンを営む「Cafe Rietta」オーナー・本多理恵子さんの著書『料理が苦痛だ』が、11月2日(金)に自由国民社より発売されました。
『料理が苦痛だ』は、著者の本多さんが「なぜ料理が苦痛なのか」という“悩みの芯”をとらえ、苦痛を減らすためのメソッドと、それによってもたらされる変化についてまとめた一冊です。
「簡単レシピや片付け術でごまかすのではなく、においのもとを断とう」
この言葉にハッとした方は、ぜひ手に取ってみてください。
『料理が苦痛だ』を書いた本多さん自身も、実は“料理嫌い”。本書の第1章ではまず、本多さんが「なぜ料理嫌いなのか」が綴られています。
一口に「苦痛だ」といっても、その内容は人それぞれ。
・作るのが楽しくない
・作っても誰も喜んでくれない
・手の込んだ料理を家族が「当たり前」だと思っている
・作るのは嫌いじゃないけれど、毎日作り続けるのがつらい
・一食分ならともかく、お弁当や翌朝のことまで考えると気が重い
あなたもどれか、思い当たるものがあるのではないでしょうか?
本多さんがこれまでに見てきた“料理がつらい人たち”も、料理が苦手なわけでも、嫌いなわけでもない人が多かったのだそう。
苦痛の正体は「ちゃんとした料理を毎日作らなければならない」「ちゃんとし続けなかったときのしわ寄せは自分にくる」という呪縛にあるのではないか。だとしたら、どうするか? この本はそんなところからスタートします。
『料理が苦痛だ』では、今後一切の料理をやめるのではなく、「作り続ける料理をやめてみる」ための方法が簡単な3つのステップで紹介されています。また、簡単で家族が喜ぶレシピや、ごちそうに見せる簡単な演出といった具体的なノウハウも掲載されています。
しかし料理の苦痛から解放されることは、どうやら単に家事が一つ楽になるだけではなさそうです。
独りよがりな努力や、自分にとっての理想で自分を苦しめていないか。周囲(≒家族)は、実際はどんなことを求めているのか。
「作り続ける料理をやめてみる」という選択は、最終的に自分の手で人生の選択をすることにつながるのかもしれません。
目次
・第1章 「私自身」と「料理が苦痛」について
・第2章 料理にまつわる「呪縛」
・第3章 苦痛を減らすための3つの手順
・第4章 これなら作れるレシピ集
・第5章 自分と家族の変化