'); }else{ document.write(''); } //-->
11月1日(木)は「寿司の日」。11月は新米が出始め、脂がのった海の幸が美味しい季節です。なかでもリーズナブルに、気軽に寿司が楽しめることで人気の回転寿司は、約60年前に誕生したといわれていますが、いまでは日本の食文化に欠かせないものとなっていますね。
さて、そんな寿司の一番人気のネタは何だか知っていますか?
人気の寿司ネタ第1位は、サーモン! なんと、世界でとれるサーモンの3分の1が、日本で消費されているのだそう。
川で生まれたサーモンは、食べ物の多い海に出てエサを探し、数年で産卵のために生まれ故郷の川に戻ってきます。
産卵期に雌雄でペアを組み、繁殖行動を行なったあとは短い一生を終えるのですが、オスの中にはズルいやつもいて、海に出ることなく川で暮らし、戻ってきたペアに割り込んで放精の機会をうかがっているのだとか……。
魚の雑学ネタをもう一つ。
2012年に発見され、「2015年世界の新種トップ10」に選ばれた新種のアマミホシゾラフグは、体長が12cmほどでありながら、オスはしりびれをふるわせて直径2mほどの巣を1週間かけて作ります。
これはメスに自分の魅力をアピールし、自分の子孫を残してもらうため。しかし、そんなけなげな努力にもかかわらず、巣を完成させてもメスが来てくれないこともあるそうです……。
そんな、知られざる不思議がいっぱいの魚たち。『回転寿司になれる魚図鑑』には、今回ご紹介したような、寿司好き、魚好きにぴったりの、親子で楽しめる“ネタ”がたっぷり詰まっています。
「寿司ネタランキング1~10位の魚たちは?」「回転寿司になれない選外の魚と、その理由とは?」など寿司にまつわる魚たちの話はもちろん、「泳ぐのが苦手なハコフグ」や「映画で人気者になったカクレクマノミは全員オス。ではメスはどのように発生する?」などトリビアも満載。
この一冊があれば、魚の雑学、教養が身につき、回転寿司の順番待ちでもトークで盛り上がること間違いなし! 本書を片手に、家族や友だちと一緒に楽しいひとときを過ごしてみませんか?
▼“高級魚”のノドグロは実はアカムツと同じ魚。その名の由来は「喉が黒い魚だから」。漢字で書くとイメージがつきやすいですね。