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義理の実家を訪問するとき、多くの人が悩むのが「手土産」のこと。株式会社みんなのウェディングが実施したアンケート調査によると、義理の実家で気を遣うことのベスト3は、
1位「どの程度、手伝いをしたらいいか」
2位「手土産を何にするか」
3位「義理の親との会話」
割合で言うと、手土産について悩んでいる人は48.4%もいます。
そこで、今回は書籍『オトナ女子の気くばり帳』の編集者である宮崎桃子さんが、「気くばりのきいた手土産の選び方」をご紹介します。
手土産は、食べたことのあるものやお気に入りの商品など、自分が知っているものを贈りましょう。さらにそのアイテムの詳細や出合ったときのエピソードを添えると、印象的な手土産になります。
例えば、
「食べてみたらおいしかったので」
→リアル感がある
「素材にすごくこだわっていて」
→質の高さが伝わる
「地元で有名な○○です」
→希少価値の高いことが伝わる
など、手土産をきっかけに会話が盛り上がるようなものを選ぶといいですね。
両親の趣味や嗜好などに合わせて手土産を選ぶのもおすすめです。例えば健康にハマっている義母には健康食品をプレゼントしたり、お酒が好きな義父には自分では買わないようなちょっといいお酒をプレゼントするなど。
そのためにも、普段のちょっとした会話やメールのやりとりから、相手がどんなものが好きなのかアンテナを張っておくことが大切です。
欲しかったものをプレゼントされた相手は「こんなに自分のことを気にかけてくれているんだ」と感激してくれるはず。
もし帰省先に、姪っ子や甥っ子がいる場合は、大人用とは別に子ども用のお土産を用意するとポイントが高いでしょう。
「でも、めったに会わない姪っ子たちの趣味がわからない」という場合は、「カードゲーム」や「ボードゲーム」をお土産にするのはいかがですか?
今の子どもたちの遊びの主流はスマホやゲームなどになってきていますが、ボードゲームなら家族みんなで遊べるので姪っ子や甥っ子と仲良くなるチャンス。義理の兄弟・姉妹からのポイントが高いこと間違いありません。
ペットを飼っている家庭にはペット関連グッズを買っていくのもおすすめです。ペットが食べられるおやつや、一緒に遊べるおもちゃなどが喜ばれそうですね。
ペットを我が子のように可愛がっている家庭ほど、「家族の一員として考えてくれているんだ」と感激してくれるはずです。
もし帰省の時期と義理の両親の誕生日が近い場合は、誕生日プレゼントを手土産として持っていくのもサプライズになっていいですね。
メッセージカードを添えて、お祝いや感謝のコメントも一緒に伝えるようにしましょう。気持ちを伝えるのに手書きのメッセージに勝るものはありません。子どもがいる場合は、子どものイラストや文字も添えるとさらに喜んでくれそうですね。
毎回気合いの入った手土産を持参すると「隙のなさすぎる嫁」の印象になるおそれも! 値段の張る手土産が続くのも、かえって相手の気を遣わせてしまいます。
たまには駅や空港で購入できる手軽なお菓子やちょっと笑ってしまう、おもしろグッズに変更してみてはいかがでしょうか? そのほうが「可愛げのある嫁」に映るかもしれません。
義理の両親にとって、いちばんうれしい手土産は何といっても息子や娘、孫たちの元気な笑顔です。礼儀やマナーも大事ですが、迷ったら「相手がよろこんでくれるかどうか?」を基準にしてみてはいかがでしょう。
万が一好みに合わない手土産だったとしても、「自分のことを気遣ってくれた」という気持ちが伝われば、どんなものでも喜んでくれるはず。ぜひ参考にしてみてくださいね。
「気の利いた手みやげを、さらりと渡してくれる」「書類にかわいい一筆箋が添えられている」「体調を気遣うメールをふと送ってくれる」「コーヒーが苦手なことを覚えてくれていて、紅茶を用意してくれる」……周囲にそんな人、いませんか? 「わたしもあんなふうに気が利く人になりたい!」と思える女性です。
書籍『オトナ女子の気くばり帳』では、今日からできるささやかなひと手間をたくさん集めています。どれも気くばり上手さんが実践している、リアルなものばかり。ぜひあなたも、できそうなことから始めてみてくださいね。
※本記事は、サンクチュアリ出版WEBマガジンに2017年9月29日に掲載されたものです。
※この記事の内容は掲載当時のものです。