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突然ですが、日本酒における「純米大吟醸」と「純米吟醸」の違い、説明できますか?
普段日本酒を飲むのであれば、何となく知っているかもしれませんが、とっさにその違いを説明できる人はそんなに多くないと思います。
しかし今や、国内のみならず海外でも大人気の日本酒。日本を訪れた海外の人や、初めて日本酒を飲む人へ説明することができたら良いですよね。
今回は日本酒を学びたい人のために、7月に発売された日本酒専門ガイドブック『the SAKE BOOK』をご紹介します!
本書では、日本酒の分類について詳しく解説しています。その分類は大きく分けて2つあり、1つは「原料」によるもの。米と米麹だけで作られたものは「純米酒」と表記でき、別の原料が混ざっている場合には表記できません。
2つ目が「米を削る量」によるもの。玄米に対して削ったあとに残る米の量を「精米歩合」と呼び、その違いによっても表記が異なります。一般的に精米歩合が小さいほど=米を削るほど、雑味のない味わいを楽しめます。
以上をふまえ、「純米大吟醸」と「純米吟醸」の違いがこちら。
共通の特徴は「米と米麹だけを使って作られている」ということで、精米歩合が50%以下のものを「純米大吟醸」、精米歩合が60%以下のものを「純米吟醸」と呼びます。どちらもお米の大部分を削っていますが、半分以上も米を削っている「純米大吟醸」はより手間をかけて作られているのです。
本書では、大吟醸酒、本醸造酒、純米酒など製法による違いや、古酒、にごり酒、木桶仕込みなど多様な種類について解説。それぞれ異なった味わいや魅力を知ることができます。
「全国の酒マップ」では、お酒好きなら知っておきたい各エリアの代表的な銘柄を紹介!
甘いか辛いか、味わいが淡麗か濃厚か、香りが高いかといった指標や、最も適した飲み方などが記載されており、自分好みの銘柄を探すことができます。
こちらは新潟では定番の「越乃寒梅」。飲みやすく不動の人気を誇る銘柄ですが、ぬる燗(40℃前後)が最も美味しいそうです。
こちらは京都のにごり酒「月の桂」と宮城のスパークリング清酒「すず音」。日本酒のラベルもそれぞれの個性が際立ち、眺めるだけで楽しめます。
本書にはそのほかにも見どころがたくさん! 例えば日本酒の「歴史」を学ぶこともできます。すでに弥生時代には、米を使った酒造りが行われていたそう。
さらには居酒屋での日本酒のたしなみ方まで丁寧にレクチャー。日本酒に合う料理についても紹介しています。
奥深い日本酒の魅力を、あますところなく伝える一冊。全ページに英語対訳付きなので、「日本酒に詳しくなりたい」「説明できるようになりたい」といった思いを持っている方はもちろん、日本酒に興味を持っている海外の方へのプレゼントにもおすすめです。
クールジャパンのアイテムとして、インバウンドに大人気の日本酒。
純米酒から大吟醸まで、日本全国の名高い蔵の銘柄図鑑や居酒屋の使い方、
酒とたしなむ料理の解説など、飲み歩きに必携の一冊。
英語対訳つきなので、店や買い物でも役に立つ!【目次】
■Chapter1 種類と作り方
■Chapter2 日本酒大全
【純米大吟醸・純米吟醸】
【特別純米酒・純米酒】
【大吟醸酒・吟醸酒・本醸造酒】
【普通酒・古酒・スパークリング酒・木桶仕込みの酒】■Chapter3 日本酒の楽しみ方
■Chapte4 居酒屋へ行く