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  • 飼い主の“都合のいい解釈”をバッサリ!漫画でわかる「猫のきもち」「犬のきもち」が話題!!

    2018年03月16日
    くらす
    日販 ほんのひきだし編集部「日販通信」担当
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    従順に見えて、犬は人間の嘘を見抜いている

    ――『マンガでわかる犬のきもち』についてはどうですか?

    植村:『犬のきもち』に関しては、「犬は人間の嘘を見抜いている」「死の概念がない」などがあまり知られていないんじゃないかなと思います。犬といえば「従順」「賢い」というイメージを多くの方がお持ちだと思うんですが、それゆえに「あれ?」と引っかかるシーンがあるんですよね。そういう「普段何となく気になっていたこと」にスポットを当てています。

    たとえば、飼い主が溺れたふりをして、犬の忠誠心を試そうとする。でも犬が一向に助けにこない……というケース。実は、本当に危機的な状況が迫っている時、人間からは特殊なにおいが出ているんだそうです。だから、溺れたふりでは犬は反応しない。ひたすら飼い主の言うことを聞いているわけではなくて、わかっているところはわかっているんですよね。

    ――「それでも人間のことを慕ってくれている」というところにキュンとしました。

    植村:そうなんです。そういうひたむきなところに、感動する読者が多いようですね。「死の概念がない」についても、たとえば飼い主が亡くなってしまった場合、「ずっといない」ということは理解できても「亡くなってしまったのでもう会えない」というところまでは理解できないのだそうです。また自分が死ぬ時もわからないんだとか。「待っていたら現れるはずだ」「ひと眠りすればまた遊べるだろう」と思っているところを想像すると、胸がぎゅっとなってしまいますよね。

    『マンガでわかる犬のきもち』は「柴犬さんのツボ」シリーズの影山直美さんに漫画を描いていただいたんですが、影山さんも出来上がった本を通して読んで、号泣してしまったそうです。私もこの本を作ったことで、犬がどれだけ人間を好きなのかを改めて実感しました。

    あと、影山さんの描く犬のしぐさって本当にかわいいんですよ。『マンガでわかる犬のきもち』には柴犬、トイプードル、ラブラドールレトリバーの3種の犬が登場するんですが、私のイチオシは“見返り柴”です。柴犬が後ろを振り返った時に、首輪に顔まわりの肉が乗ってクニュッとなるところ……。こういう瞬間をうまく切り取ってくださっているので、犬好きにはたまらないと思います。

    柴犬さんのツボ
    著者:影山直美
    発売日:2006年09月
    発行所:辰巳出版
    価格:1,100円(税込)
    ISBNコード:9784777803149

     

    書店店頭で「猫派 vs.犬派」対決! 結果は……?

    ――ねこまきさん、影山さんは書店員さんにもファンが多いとお聞きしました。

    大沼:おかげさまで、作家コーナーを設けて本書をアピールしてくださった書店様もありました。お二人とも愛読者がたくさんいらっしゃるので、最新刊を心待ちにしている方が多いんです。なので“作家コーナー”を作っていただけたのはありがたかったですね。

    あとは『犬のきもち』が発売された時に、いくつかの書店様で漫画のパネル展を行ないました。あわせて「犬派 VS 猫派」という参加型企画を用意して、犬派か猫派か、お店を訪れた方にシールで投票してもらったんです。お子さんも参加できる内容なので盛り上がりましたね。結果は僅差で猫派が勝利しました。

    ――『犬のきもち』が発売されたことで、『猫のきもち』の売上がさらに伸びたという気になる情報もありました。

    大沼:1作目と2作目はお互いにいい効果をもたらしていますね。1作目の『猫のきもち』が売れたことで『犬のきもち』にも期待が集まって、『犬のきもち』は発売前に重版が決まりました。発売後1週間でほぼ売り切れてしまったので、発売後重版もしています。

    また『猫のきもち』と並べて販売するようお願いしたところ、協力してくださったお店では『猫のきもち』の売上がかなり伸びました。猫・犬と2つ並ぶと、お客様も選びやすいですよね。書店様にはぜひ、2冊一緒に販売していただきたいなと思います。

    ――それでは最後に、読者の皆さんへのメッセージをお願いします!

    植村:猫も犬も、人と生きることを選んだ動物なんですよね。猫は野生のリビアヤマネコから家猫に、犬は狼から人と暮らすことで犬に。野性を捨てて人と幸せになることを選んでくれた動物なので、彼らの気持ちを理解する努力を続けていくことが、人間の責任かなと思います。この本を読んで、まずは身近な猫や犬の幸せを考え、実現していってほしいですね。

    (取材日:2018年2月2日)

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