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4月に入り、春真っ盛りの昨今。気温が上がって薄着になってくると、途端に気になるのが冬の間にゆるんでしまった身体のこと……。特に「お腹周りをなんとかしたい!」と思っている人は多いのではないでしょうか?
そんな女性におすすめなのが、『#腹筋女子 お腹が割れたら人生変わった!』。女性ならではの体質に考慮して、効果的にお腹を割るための秘訣を紹介したトレーニング本です。
本書の監修を務めたのは、加圧・FTPピラティスのインストラクターである山崎麻央さん。
今回は山崎さん主宰の加圧スタジオ「ソラーチェ代官山」で開催された「#腹筋女子 入門ツアー」にお邪魔し、「腹筋女子」の魅力や理想のお腹を手に入れるための鍛え方についてお話を伺ってきました!
山崎麻央 Mao Yamazaki
ソラーチェ代官山主宰。加圧、FTPピラティスインストラクター。慶応大学卒業後、外資系IT企業に10年間勤務。出産を機に退職し、加圧トレーニングやピラティス、インディバ、食カウンセリングほか、多角的に体のケアを行うプライベートスタジオをオープン。自ら指導を行うほか、セミナー講師、雑誌や書籍の監修等でも活躍。また、化粧品、健康食品等の開発にも携わっている。
――「腹筋女子」とはどんな人たちを指すのですか?
美しい腹筋を手に入れるためにトレーニングするだけでなく、その成果をSNSにアップする人たちを「#腹筋女子」と呼んでいます。ブームはモデルや芸能人から始まりましたが、SNSで彼女たちの投稿を見て「私にもできるかも」とチャレンジする女性が増えており、今や20代から50代まで、幅広い世代の女性に広がっているようです。
そのブームを受けて、講談社さんから「最短の期間で、効果的に腹筋を割る本を作りませんか」というお話をいただいて。私のスタジオは腹筋のメニューに特化しているわけではないのですが、監修として参加させていただくことにしました。
――腹筋を“割る”という言葉が刺激的ですね(笑)。
そうですよね(笑)。ちょっと前までは「お腹を割る」というと、男性のシックスパックのようなイメージだったと思います。ですが、いま女性たちの間でブームになっているのは「女性らしいしなやかなお腹」。バキバキに腹筋を割るのではなくて、うっすら3本線をつけるくらいにしっかり鍛えてメリハリをつけることが理想とされています。
(『#腹筋女子』P25より)
――腹筋には、女性ならではの鍛え方があるそうですね。逆に、男性向けの方法は効率が悪いのだとか。
女性は男性と違って、「ひたすら筋トレをすればお腹が割れる」というわけではないんです。年齢が上がると基礎代謝も落ちますし、体の巡りが悪いと筋肉も付きにくくなってきます。つまり筋肉をつける前に、まず土台を作ることが大切なんです。
そこで『#腹筋女子』では、トレーニング方法だけでなく「冷えを改善して血流をよくするにはどうすればいいか」「たんぱく質をどのように摂ればいいか」といった、体の土台を作るためのポイントについてもお伝えしています。
――「体を鍛える」というと、つらい・苦しい・続かない……などのネガティブなイメージがついて回りがちです。『#腹筋女子』のトレーニング方法は、どんなところがポイントですか?
初心者でも取り組みやすいよう、運動歴や体脂肪率にあわせて内容を組み立てられるのがポイントです。
筋トレはオーソドックスなものを、初級・中級・上級の3段階で紹介しています。いままで腹筋を鍛えたことがない方であれば、初級から挑戦していただく。それなりに運動をしてきた方は、中級からスタートしてもOKです。さらに上のレベルのトレーニングも掲載しているので、ご自分にあった形でチャレンジできます。
――『#腹筋女子』のトレーニング方法には、鍛える前に「ほぐす」というメニューがありますよね。腹筋を鍛えるのに、まず“背中”をほぐすというのが意外だったんですが……。
腹筋を鍛える場合、お腹を縮める時には背中が引っ張られます。背中の筋肉が固い人はお腹の筋肉を縮めにくいので、腹筋が付きにくくなります。そのため、お腹を鍛える時には背中をほぐして柔軟性をつけることも大事です。
そのための工程を「整える」「ほぐす」「鍛える」という3つのステップで紹介しています。先ほど「ひたすら鍛えれば割れるというのは間違い」と話しましたが、腹筋はたとえ10回でもいいので呼吸に気を付けて、関連する筋肉をほぐしてから正しい姿勢でしっかりやることが大事です。
――10回でもいいんですか!?
10回でも確実に効果はあります。
あまり激しいトレーニングを自分に課すと、やるのが嫌になって、できる時にまとめていっぱいやればいいやというふうになりがちです。この本の中の1種類でもいいので、毎日続けることが一番ですね。
――継続するためのコツがあれば教えてください。
たとえば「今日は歯を磨こうかな」と考える人はいないですよね。それと同じように、「何も考えずに、当たり前のこととしてやる」というところまで習慣化するといいと思います。最初はつらくても、そのうちやらないと気持ちが悪くなって、気付いたらテレビを見ながら自然に腹筋をやっていたりする(笑)。そういうところまで自分を持っていけるといいですね。
体が変わっていくのがわかってくると、楽しくなってきます。特にお腹は変化がわかりやすい。毎日鏡を見てその変化を実感すると、「やらなきゃ」というよりは、「やりたい」という気持ちに変わってくるんです。モニターさんもそういう感じで続けられた方が多かったみたいですね。『#腹筋女子』にはモニターさんのビフォー・アフターも掲載しています。1か月続ければかなりの成果をあげられるということが、彼女たちの姿からおわかりいただけると思いますよ。
腹筋は何歳からでも取り組めますし、体が変わることで楽しくなっていくはずです。ぜひこの本で、多くのみなさんに最初の扉を開いていただきたいですね。
※次回は、山崎麻央さん主宰「ソラーチェ代官山」で行われた「#腹筋女子 入門ツアー」のレポートをお届けします。(2018年4月11日公開予定)
・「#腹筋女子になる!」トレーニングと食事を体験!入門ツアーレポート編
【おもな内容】
Part1
大人気インスタグラマーたちのボディメイク成功の秘訣
私たち、腹筋が割れて人生変わりました!
Part2
女子のための腹割トレーニング&食事とは?
#腹筋女子への道
・理想の腹筋とは?
・腹筋がつくしくみを知ろう
・女子には女子の鍛え方がある!
・自分の筋肉レベルは?
・#腹筋女子への道 ①「整える」②「ほぐす」③「鍛える」④「食べる」
・#腹筋女子への道 第一歩編 体脂肪率24%以上の人がまずすべきこと
・筋トレ中に気をつけたい10のこと
・私たち、#腹筋女子はじめました! ほか