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本を手に取るきっかけの一つとして、「◯◯大賞受賞」というフレーズがあります。これは、読者の皆さんだけでなく、多くのマスコミが関心を寄せる原動力にもなっています。
今は「本屋大賞」をはじめ、マンガ大賞やえほん大賞、ノンフィクションやエッセイに至るまで、実にたくさんの賞があります。ほんのひきだしでも、以前「大学読書人大賞」をご紹介しましたね。
〉芥川・直木賞だけじゃない!読書好きも思わず唸る 知られざる名作の宝庫「大学読書人大賞」
しかし、「料理レシピ本」を想像した方はごくわずかなのではないでしょうか?
今回ご紹介するのは、そんな料理レシピ本から大賞を決める「料理レシピ本大賞」です。
「料理レシピ本大賞(正式名称:料理レシピ本大賞 in Japan)」は、「料理レシピ本は、多くのファンがいて、ベストセラーをいくつも輩出しているジャンルでありながら、出版業界内でも世間的にも確たる指針がない」という理由から、料理レシピ本の魅力と価値を浸透させる目的で創設されました。
料理レシピ本大賞公式ページ
〉http://recipe-bon.jp/
選考委員は全国の書店員さん。「おいしくて手順が分かりやすく、再現可能な内容か」「料理をすることがたのしくなる、または何度でも作りたくなる内容か」などの基準で選ばれます。なおエントリーされる本は、出版社各社が「これこそは!」と自薦したものに限られています。
料理レシピ本大賞には、【料理部門】と【お菓子部門】の2部門が設けられています。今年は、料理部門に128タイトル、お菓子部門には22タイトルがエントリーしました。
その中から大賞・準大賞に決定したのはこちらです!
大賞
♦料理部門
♦お菓子部門
準大賞
♦料理部門
♦お菓子部門
実は料理レシピ本大賞は、2014年に始まったばかり。「料理レシピ本大賞2014」には、以下の本が入賞しました。
大賞
♦料理部門
♦お菓子部門
準大賞
♦料理部門
♦お菓子部門
入賞 (すべて料理部門/順不同)
書名 | 著者 | 出版社 |
『一生作り続けたいおかず』 | 田中怜子 | 主婦と生活社 |
『The 基本 200』 | ORANGE PAGE BOOKS | オレンジページ |
『はじめてでもとびきりおいしい! 料理のきほん練習帳』 | 小田真規子 | 高橋書店 |
『割合で覚える和の基本』 | 村田吉弘 | NHK出版 |
『向田邦子の手料理』 | 向田和子 | 講談社 |
『一人ぶんから作れる ラクうまごはん』 | 瀬尾幸子 | 新星出版社 |
『作りおきサラダ』 | 主婦の友・編 | 主婦の友社 |
『ベターホームが料理教室で50年教え続ける、しっかり作りたい定番料理100品』 | ベターホーム協会・編 | ベターホーム協会 |
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そもそも出版社イチオシの本から選ばれていることもあって「確かに書店でよく見かけたなあ」というものが多いですが、2014年・2015年いずれの入賞作も「基本を押さえる」や「定番のレシピ」がキーワードとなっている印象を受けました。
料理レシピ本大賞の発表を受けてこれから料理レシピ本コーナーにどんな本が並ぶのか、楽しみですね!
【料理レシピ本大賞2016の結果はこちら!】
・料理レシピ本大賞2016決定!ママたちが「読んで・食べて」選んだママ賞も発表