'); }else{ document.write(''); } //-->
骨格タイプとパーソナルカラーから似合う服の系統を診断し、そのルールについて解説した『(骨格診断)×(パーソナルカラー)本当に似合う服に出会える魔法のルール』(以下『本当に似合う服に出会える魔法のルール』)。
ポイントを押さえて服を選ぶだけでスタイルにぐっとメリハリがつくこのファッション指南書は、2017年3月に初版8,000部で発売され、約半年で7刷・10万部と好調に売れています。
今回は本書刊行のきっかけや内容のポイントについて、発行元である西東社の営業担当と編集担当の方にお話を伺いました。
(左から)
西東社 営業局営業促進部 部長 森竹雄介さん
同 編集部編集1課 副編集長 阿部梨花子さん
――まずは『本当に似合う服に出会える魔法のルール』について、発売のきっかけを教えてください。
阿部:30代になり、自分のファッションについて「実は似合っていないのではないか……」と悩んでいた時、友人から「骨格診断とカラー診断を受けてみたら面白かった」という話を聞いたのがきっかけです。思い切って著者である二神先生のスクールで診断を受けてみて、その理論に、今までの洋服選びを全て覆されるほどの衝撃を受けたんです。「今までの自分のファッションは何だったんだろう……」と若干落ち込むくらいでしたね(笑)。
――洋服選びを変えてみて、周囲の反応はいかがでしたか?
阿部:服装を変えてみたその日に会社で「いつもと違うね」と言われて、とても嬉しかったですね。骨格診断の話をしたところ同僚や友人も興味を持ったようなので、「もっと多くの人に骨格診断を知ってもらいたい」と思って、今回の企画を立てました。実際に、この本を参考に弊社の女性社員もどんどん変身しています。取引先の方に「誰だかわからなかったよ!」と言われた人も。やはり違いに気付いてもらえるのは嬉しいことですよね。
森竹:男性陣としても驚きです。職場に活気が出ていいですね(笑)。
――実際に私も診断してみました。初めてでしたが、かなり診断しやすいですよね。
阿部:手や足など、体の特徴を12のチェックポイントに沿って診断していくだけで、自分の骨格のタイプがわかります。セルフチェックも簡単にできるのが骨格診断ですね。
――先ほどのお話にありましたが、“30代がファッションの節目”を実感している方は多いと思います。
阿部:本書も、発売当初は30~40代の女性を想定していました。20代は好きな服を着たいものですよね。でも30代になると、職場や家庭での立場が変わり、ファッションに迷いが生じることも出てきます。「スカートが短すぎるかな」とか「フリフリの服を着て大丈夫かな」とか……(笑)。ただ実際は、骨格とカラーの理論が世代を問わず受け入れられているようで、20代から50代までかなり幅広くご購入いただいています。
――ベーシックなアイテムが紹介されているところもポイントかなと思います。
阿部:何歳になっても骨格は変わらないうえ、太っている・痩せているというのは、診断に関係ないそうなんです。ベーシックなアイテムでの着回しを紹介し、年代問わず参考にできる内容なので、そういったところも支持された理由かもしれませんね。
森竹:読者の方からも、「コーディネートが実用的でおしゃれ」「服を買う時に迷わなくなった」「衝動買いが減った」「高い服を手放すきっかけになった」という声をいただいています。
――写真もたくさん使われていて、わかりやすいですよね。制作にあたってこだわったポイントは他にありますか?
阿部:ファッション誌で活躍されているスタイリストさんやカメラマンさんにご協力いただきました。スタイリストさんは、雑誌で骨格診断の特集を担当された経験があって、骨格診断についてよく理解していらっしゃるので「おしゃれであること」を前提に、「骨格のよさが引き立つコーディネート」を表現してくださっています。
骨格診断は、自分のよさを知って、より輝くためのものなんです。伝えたいのは「この服は似合わないからダメ」ということではなく、「あなたをもっと素敵に見せる服があるよ」ということ。そのメッセージが読者に伝わるよう心がけました。