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  • 非リア充・ヘタレ文系・運動嫌いさんいらっしゃ~い!キラキラしてない超簡単なヨガの本

    2017年06月07日
    くらす
    日販 ほんのひきだし編集部「日販通信」担当
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    ―運動嫌いの克服ではなく、うつ症状の改善と健康維持にヨガが役立ったということですね。

    深川:『ずぼらヨガ』で紹介されているのは、「心を病まないためのストレッチ」と言えると思います。運動嫌いな人にとっては、運動自体がしたい訳ではなく、最低限の日常生活を送るための、病まないためのメンタルケアが必要なんです。健康になろうとは言わなくても、不健康にならないようにしようと。

    ―ヨガの本は写真でポーズを紹介するのが主流ですが、この本はイラストですべて描き切っていますよね。どのような目的があったのでしょうか?

    深川:運動嫌いな人には、写真よりもイラストで見せた方がいいと思ったんです。絵だと、そのポーズが体のどこに効いているのかを描きやすいですよね。透視図で描けるというか、意識する部分を強調して描けますし、動きに対して自分の感覚がどう反応するかが伝えやすいというのが、イラストを選んだ理由です。

     

    完成形でなく「バリエーションポーズ」を紹介し、ハードルを低く

    ―読者には、どんな方が多いですか?

    小野:この本の少し前に、弊社からサッカー選手の長友佑都さんの著書『長友佑都のヨガ友』が刊行されました。あちらは男性がメイン読者なのですが、一方の『ずぼらヨガ』は40~50代の女性が中心となっています。

    ―描かれているキャラクターは男性ですが?

    深川:キャラクターを男性にしたのは、男女ともに親しみを持ってもらいたいというねらいがあったからです。ヨガというと女性のものと思われがちなので、「男性もやっていいんだ」と感じてもらうためですね。いざ書籍化してみると、50~60代の女性からの反応がすごくよくて。これは意外でした。

    ▼イメージキャラクターの「じりつしんけいくん」。

    ずぼらヨガ イメージキャラクター 「じりつしんけいくん」

    ―「ずぼらヨガ」というネーミングがよかったのでしょうか?

    深川:当初は「このタイトルでいいのだろうか」と迷いました。「こんなのはヨガじゃない」と言われるんじゃないかって。実は、本書に掲載したものの約半数がヨガの「バリエーションポーズ」と呼ばれるもの。完成形のポーズが難しくてできない人のために軽減法としてアレンジを加えたポーズなんです。

    ―そうだったんですね。でも、それが「難しい」というイメージのあったヨガを、ぐっと身近に感じさせた理由なんじゃないかと思います。

     

    「できなかったものは載せない」会議室で一つひとつポーズを試した

    ―なぜ『ずぼらヨガ』は、これほど人気が出たのでしょうか?

    深川:うーん、いろいろと理由はあると思います。インドア派の方や運動が苦手な方でも毎日続けられるよう、「できるかどうか」に重点をおいて、とにかく簡単なポーズだけを厳選したことでしょうか。「できなかったポーズは載せない」と決めて、実際に会社の会議室で一つひとつポーズを試したんです。

    ―全部のポーズを試したんですか?

    深川:はい。まさにここ(取材中の会議室)で、パンプスを脱いで自分自身が試しました。私は運動が苦手で、体も硬い。だから私が実際にやってみて、本当にできるものだけを掲載しようと。難しいポーズについては「伸ばすのは腕だけ」「動かすのは首だけ」というふうに、分解して別のポーズとして掲載したものもあります。

    ―そのほかに、編集する上で気を配ったことはありますか?

    深川:精神科医の福永伴子先生に監修をお願いして、自律神経について書かれた部分などをしっかりチェックしていただきました。当たり前のことではあるのですが、きちんと医学的な見地から裏がとれた内容になって良かったです。

     

    「リア充のキラキラがまぶしい……私と同じだ!」

    ―ヨガに対して「美意識の高い人がやっている」というイメージを持っている方も多いと思います。

    深川:著者の崎田さんもそうで、「ヨガをする女性たちはまぶしすぎる」と感じていたそうです。『ずぼらヨガ』では、そうした著者の「リア充たちの輪に入れない」というコンプレックスも描かれています。腰が引けていても「体にいいことはしたい」と思っている読者に、「自分と同じだ」と思っていただけたことが、ヒットした理由なのかなと思います。

    小野:書店員の皆さんからの反応もよくて、店頭展開していただけたことも大きいです。書店員さんの中には、普段なかなか運動をしない方もいらっしゃるので、著者に親近感を抱いてくださったのかなと思います。

    深川:立ったままできるポーズが多いのも、書店員さんに響いた理由の一つだと思います。

    ―最後に、今後のご予定と、ウツや痛みに悩む読者の皆さんへのメッセージをお願いします!

    深川:運動が苦手な方でもできるポーズばかりを集めました。「スマホで肩こり、デスクワークで腰痛」という皆さん、ぜひ試してください!

    小野:全国紙での広告展開に対して読者の方の反応が非常によかったことが、重版の起爆剤となりました。現在は地方紙での広告を日本一周で展開しています。また『ずぼらヨガ』の特設サイトで試し読みができますので、まだご覧になったことのない方は、ぜひ気軽に覗いてみていただきたいです。

    特設サイト
    http://www.asukashinsha.jp/zubora-yoga/


    (取材日:2017年4月7日)

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