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あなたは「ヨガ」にどんなイメージを持っていますか? 「体が柔らかくないとできない」「美意識の高い人たちがするもの」……。美容や健康に良さそうだけれど、なかなか始めるきっかけが見つからないという人も多いのではないでしょうか。
しかし今、そんな「ハードルが高い」というイメージを覆す“異色のヨガ本”が売れています。
今回紹介する『ずぼらヨガ』は、自称“ヘタレ文系”のイラストレーター・崎田ミナさんが、運動嫌いの人でもできるヨガ・ストレッチの方法を紹介した一冊。
2017年1月に初版6,000部で発売され、現在は10刷・20万部。写真を一切用いず、イラストで動作や効果を描くという異色の作りは、ヨガ本というよりコミックエッセイに近い読み味です。
今回は、実際にヨガのポーズを実践・検証しながら本書を担当したという、飛鳥新社のお二人にお話を伺いました。
(左から)
飛鳥新社 出版部 深川奈々さん
同 営業部 小野紫乃さん
―まずは、この本が生まれたきっかけを教えてください。
深川:実は私は、ヨガどころか運動経験がまるでないんです。でもアラサーになって体と心がだんだん不調に晒されるようになり、自分を維持するために「引きこもりのための運動法」「病まないためのメンタルケア」を探していました。そんなとき「gooいまトピ」で、著者・崎田ミナさんが連載している「雑念ヨガ」に出会ったんです。
コンセプトは、「すぐに試せそうな簡単ヨガ・ストレッチ」。すでにかなり人気があって、実際にやってみると、お正月明けのなまった体にちょうどいいレベルの内容でした。そこから崎田さんに連絡を取ったのが始まりです。「gooいまトピ」での連載のページビュー数が伸びているなかで、書籍化が決まりました。
▼「gooいまトピ」連載の「雑念ヨガ」(https://ima.goo.ne.jp/column/writer/55.html)
―著者の崎田ミナさんは、どんな方ですか?
深川:崎田さんはイラストレーター・漫画家として活躍していたのですが、うつやパニック障害などを患って仕事を休んでいました。抗うつ剤を服用し、何日も布団から出られないことさえあったのですが、ご主人の勧めで無料体験クラスを受講したのがきっかけでヨガを始め、アルバイトもできるようになって、徐々にうつ症状から回復したそうです。
徹底して運動が苦手な著者が、自分の体験談とヨガ・ストレッチをまとめたのがこの本です。
▼著者は、トイレに行くのさえ面倒くさがる究極のインドア派。なぜヨガを続けられたのか?