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TBS「中居正広のキンスマスペシャル」(1月20日放送)で紹介されたのをきっかけに、昨夏発売されたあるエクササイズ本が今、爆発的に売れています。
本のタイトルは『自分でできる!筋膜リリースパーフェクトガイド』。番組には著者である首都大学東京の竹井教授が登場し、長年ひどい肩こりに悩んでいるという藤田朋子さん、遼河はるひさんらにストレッチ法を指導。
「簡単なエクササイズで一気に肩関節の可動域が広がる」と、注目を集めることとなりました。
▼『自分でできる!筋膜リリースパーフェクトガイド』の日別売上冊数。放送のタイミングで一気に売上が跳ねています(日販 オープンネットワークWIN調べ)。
それでは竹井教授が考案した「筋膜リリース」とは、どのようなものなのでしょうか?
「筋膜」とは、筋肉や内臓を覆っている膜のこと。膜には伸縮性があり、繊維の束である筋肉を包んで支えることで、正しい形・位置にとどめる働きをしています。
姿勢が悪かったりずっと同じ姿勢を取っていたりすると、この筋膜が歪んでシワができ、血流が圧迫され、筋肉は固くなります。それが肩こりの原因となっているというのです。
一度筋膜が歪むと、マッサージなどで一時的に血行を良くしてもすぐにまた血行が悪くなり、肩こりは再発します。したがって根本的に肩こりを解消するには、筋膜を伸ばすストレッチをして、筋膜を正常な状態に戻すことが必要なのだそう。
このストレッチが、「筋膜リリース」と呼ばれているものです。
『自分でできる!筋膜リリースパーフェクトガイド』は、理学療法士でもある竹井仁先生が、自宅でできる筋膜リリース法を紹介した一冊。
目次は次のようになっていて、肩こりだけでなく、猫背、ストレートネックなど、症状や部位にあわせた方法が解説されています。
1.「筋膜」って何?
2.まずはウォーミングアップ
3.全身の筋膜リリース
4.ねこ背治し筋膜リリース
5.バストアップ筋膜リリース
6.ストレートネック治し筋膜リリース
7.首と肩まわりの筋膜リリース
8.顔の筋膜リリース
9.理想的な骨盤の傾きを取り戻す筋膜リリース
10.理想的な骨盤の高さを取り戻す筋膜リリース
11.お尻まわりの筋膜リリース
12.お尻から足までの筋膜リリース
13.腕の筋膜リリース
14.ボールを使った筋膜リリース
15.むくみ改善の筋膜リリース
16.筋膜によい生活習慣
本を買う前に「筋膜リリース」を実際に試してみたいという方は、NHK「ガッテン!」公式サイトの番組アーカイブに、やり方がまとめられていますので、読んでみてください(2015年9月9日放送回「ああ!首と肩がツライ 肩こり根治マニュアル」)。
「筋膜リリース」は動きも難しくなく、一つひとつが短時間でできます。一度試してみて効果が実感できたら、ぜひ詳しい解説の載った『自分でできる!筋膜リリースパーフェクトガイド』も読んでみてくださいね。