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内田樹さんや熊谷達也さん、大槻ケンヂさんなど、さまざまな人の「うつ病からの脱出成功」を描いた漫画『うつヌケ~うつトンネルを抜けた人たち~』が1月19日(木)に発売され、話題を呼んでいます。
『うつヌケ』はもともと「文芸カドカワ」と「note」で連載されていたもの。連載時から反響の多かった本作ですが、単行本が発売された当日昼に重版が決定、現在も売上を伸ばしています。
『うつヌケ』の著者は、パロディ漫画家の田中圭一さん。田中さんといえば、手塚治虫さんや藤子不二雄さん、水木しげるさんといった大御所漫画家そっくりの絵で、下ネタ満載のパロディ作品を多数執筆していることで知られています。
今回の作品も、手塚治虫さん本人の絵と見紛うほどそっくりです。
▼昨年は「手塚プロに“出頭”し、生きて出てきた」という一連のツイートでも話題になりました。
ついに、この日が来てしまった。
・・・・・手塚プロに呼び出されました。本日16時に出頭します。。・゜・(/Д`)・゜・。— はぁとふる売国奴『うつヌケ』1/19発売 (@keiichisennsei) 2016年7月25日
そんな田中さんがなぜうつ病のレポ漫画を?と思われるかもしれませんが、実はご自身もうつ病経験者。2005年頃から「謎の苦痛」に襲われ、それから10年近くうつ病で苦しんでいました。
今も時々ぶり返すことはあるそうですが、うつを引き起こす原因を把握したことで、コントロールしながら付き合う術を手に入れたのだそう。
しかし「原因」や「対策」は人によって異なります。自らの経験だけでなく、さまざまな人たちの脱出成功エピソードを取材することで、今うつで苦しむ人たちが出口を見つけるきっかけになれば……そのような思いから『うつヌケ』は制作されました。
『うつヌケ』には、田中さんご自身のほか、次の方々のエピソードが収録されています。
・大槻ケンヂさん(ロックミュージシャン)
・代々木忠さん(AV監督)
・宮内悠介さん(小説家)
・ずんずんさん(外資系OL)
・まついなつきさん(占い師、エッセイスト)
・熊谷達也さん(小説家)
・内田樹さん(フランス哲学研究者)
・一色伸幸さん(脚本家)