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少し前から“オシャレ朝食”がブームだそうだ。パンケーキ、フレンチトースト、エッグベネディクト、アサイーボウル、グラノーラ……次から次へと話題の品が登場し、最近はエッグスラットが人気だとか。
「そんなこと言ったって、これ、カフェの朝ご飯でしょ? 毎日カフェに行くなんてわけにもいかないし、かといって朝からこんな手の込んだご飯作る時間なんてとれないし……」というぼやきが聞こえてきそうだが、本当に「家でオシャレ朝食」は実現が難しいのか!?
ここはいっちょ、やってみますか! というわけで、「BRUTUS」片手に実際に作ってみることにしました。
選んだメニューはこちら。
① トマトのオリーブオイルあえ
② 目玉焼きのオープンサンド
③ イチゴとカッテージチーズのサラダ(誌上では、イチゴとゴルゴンゾーラのサラダ)
ラインナップを聞いただけでオシャレである。本当にできるのか…と、決めたそばから不安になってきた。
買い出しは前日の夜。なんとなく料理手順を考えながら帰路につく。手際に若干不安があった筆者は、前日に①で使うトマトを切っておくことにした。
切ったトマトはラップをかけて冷蔵庫へ。扉を閉じながら「うまくできますように」と手を合わせ、眠りについた。
さて、当日の朝。いつもより1時間早起きした。いやはや眠い。
しかし、ぼんやりしていては時間がもったいない。やるしかない。
まず、うちにはトースターがないので、②で使うイングリッシュマフィンを、フライパンで焼いた。油はひかない。
焦げすぎないよう注意しつつ、その間に③を準備。イチゴをザクザク切り、それが終わったらイングリッシュマフィンをひっくり返す。
続いてベビーリーフをサラダボウルに出し、イチゴとカッテージチーズを散らす。オリーブオイルとバルサミコ酢を回しかけ、塩こしょうを好みでふった。
これでサラダはできあがり!
この間にイングリッシュマフィンにちょうど良い焼き目がついたので、皿に載せた。
続いては、マフィンに乗せる目玉焼きに取りかかる。
フライパンをキッチンペーパーで軽く拭き、油を多めにひく。油が充分あたたまったら、卵2個をイン!
形を整えたい時は、白身が固まりきらないうちに菜箸で調整するといいのだとか。
▼私はあまりうまくいかなかったが……(汗)。
目玉焼きに注意しつつ、前日に切っておいたトマトを冷蔵庫から出して、オリーブオイルを回しかけ、塩こしょうを好みでふる。
「BRUTUS」ではバジルの葉を添えていたが、買い出しをした店には売っていなかったので、調味料のバジルで代用した。
これで、オリーブオイルあえもできあがり!
そうこうしているうちに目玉焼きができあがったので、イングリッシュマフィンにオン! 上からオリーブオイルを回しかける。
ちなみにこの時かけるオイルは、香りがそこまで強くないものを使うのがオススメだそうだ。これでオープンサンドも完成!
はい、3品すべて完成!! 私、頑張った!!!
そして、ここまでの所要時間は……
なんと…… 10分!!!
前日にトマトを切っておかなかったとしても、15分もあれば全品完成することになる。「ハードルが高い」と思っていたオシャレ朝食だが、これなら週に何度かは作れそう。
そして肝心の味は……
お、おいしい!!!!!!
振り返ってみると複雑な味付けはしていないので、分量をやりすぎなければ失敗はしない。これも、このメニューを選んだポイントだったりする。
もしもレパートリーを増やしたくなったら、こちらの本がおすすめ。Instagramで人気のKei Yamazakiさん( @keiyamazaki )が毎朝作っている、ワンプレートのごはん日記だ。
少し余裕が出てきた方には、こちらもおすすめ。ホテル公式レシピのほか、副総料理長監修のオリジナルアレンジレシピを含む全60レシピが紹介されている。
せっかくの春、これを機に「週に何度かオシャレ朝食」にチャレンジしてみてはいかがだろうか?