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NHK朝の連続テレビ小説「とと姉ちゃん」のモチーフとなったことで今注目を集めている「暮しの手帖」。5月25日発売の第4世紀82号(6-7月号)ではその前身である「スタイルブック創刊号 1946夏」が復刻版で特別付録になり反響を呼びましたが、7月25日発売の第4世紀83号(8-9月号)は、なんと「美しい暮しの手帖」創刊号のよりぬき復刻版が付録です!
婦人家庭雑誌に新風を吹き込んだ努力が認められ、第4回菊池寛賞も受賞している「暮しの手帖」。すでに読者の方はもちろんですが、「とと姉ちゃん」をご覧になっている方は、ぜひ「暮しの手帖」創刊号よりぬき復刻版を手に取って、「どんなにみじめな気持でいるときでも、つつましいおしゃれ心を失わないでいよう」という大橋鎭子さんの志と、ドラマで描かれる「女の人の役に立つ雑誌を作りたい」という常子の情熱を感じてみてください。
ちなみに「世紀」で数える特徴的な号数には、「100号ごとに初心に立ち返る」という初代編集長・花森安治さんの思いが込められているのだそうですよ。
■特集
土井善晴 汁飯香のおはなし
真夏の麺料理
とんかつだいすき
上野万梨子のサラダレッスン
サマーパンツの作り方
夏の朝の大掃除and more…
〉「暮しの手帖」大橋鎭子特設サイト
https://www.kurashi-no-techo.co.jp/shizukosan/
花森の愛弟子による、はじめての回顧録。
元編集部員で、連続テレビ小説『とと姉ちゃん』の現場指導者の著者は、小誌が100万部近い販売数となり、名企画「商品テスト」などの記事が、暮らしに影響を与えたころに在籍していました。当時の編集長・花森さん(花森安治)は、ドラマでは天才編集者の花山伊佐次、そして社長・しずこさん(大橋鎭子)は、ヒロイン常子のモチーフとなっています。
花森さんの一番の愛弟子として、怒声を浴びながら薫陶を受ける悪戦苦闘の日々。本書は、よく働き、よく叱られ、そして仲間たちと励まし合った、汗と涙の奮闘記です。
本書は、『暮しの手帖』を創刊した大橋鎭子が、90歳のとき(2010年)に刊行した自伝『「暮しの手帖」とわたし』を、ハンディサイズに新装したものです。戦後まもなく花森安治と出会い、「平和な世の中にしたい、女の人をしあわせにしたい」と、28歳の女性がともした小さな灯は、やがて日本の家庭を温かく包む大きな光となってゆきました。『暮しの手帖』を詰めたリュックを背負って書店を回った創刊当時のことや、『暮しの手帖』で話題をよんだ記事「商品テスト」「すてきなあなたに」の制作秘話など、激動の昭和から平成を駆け抜け、戦後の暮らしの復興に情熱を傾けた大橋の生き生きとした姿に、心励まされる1冊です。