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  • いくつになっても快適に過ごす!料理研究家・村上祥子さんの整理術とは?

    2021年12月08日
    くらす
    青春出版社 プロモーション担当 西尾
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    人生100年時代といわれる今の時代。総務省の統計*¹によると、日本における65歳以上の人口は過去最多の3,617万人、総人口に占める割合は28.7%となりました。超高齢化社会に向かう日本ですが、いかに自分らしく健康的に過ごせるか、その健康寿命を延伸するスマート・ライフという考え方が注目を集めています。

    料理研究家・村上祥子さんは、年齢を感じさせずに自分らしく活動をしている一人。79歳の現在も、講演会や料理教室、新聞・月刊誌の連載、書籍の刊行などなどパワフルに活動しています。

    11月20日(土)に刊行された『キッチンから始める人生の整理術』では、村上さんが実践している仕事や人間関係、ライフスタイルにまつわる整理術を多数紹介しています。本記事ではタイトルにもある、キッチンの整理術を少しご紹介します。

    キッチンから始める人生の整理術
    著者:村上祥子
    発売日:2021年11月
    発行所:青春出版社
    価格:1,540円(税込)
    ISBNコード:9784413232272

     

    小さな暮らしのシンプルキッチンは「見える収納」で

    料理研究家の村上さんにとって、キッチンはすべてのパワーの源です。そんなキッチンでは、本当に必要なキッチングッズだけを厳選し、使いたいモノがサッと取り出せる「見える収納」を心がけているといいます。

    食器棚は壁に取り付けた2枚の板のみ。食器はお椀も茶碗も2個ずつ。汁椀1個、お茶碗1個、洋皿1枚、コップ1個を取り、料理を盛り付け、食べ、洗い、もとの場所に戻す、の基本さえ守れば、いつも整理された状態を保つことができます。

    「あの皿はどこ?」と食器を探す時間を無くすことで、時間をより有効に使うことができるようになります。モノの整理は、時間の整理につながるのです。

     

    簡単にできる! 一人暮らしの「食材使い切り」の術

    いくつになっても活動的に動くためには、たんぱく質、脂質、炭水化物を満遍なく摂らなければなりません。

    村上さんは、久しぶりに訪ねてきて食卓を囲んだ息子さんたちが感心するほど、多種多様な食材を日々食べているといいます。

    例えば、野菜のたっぷり入ったお味噌汁。デジタルの数字で表示されるはかりにマグカップをのせ、目盛りを0に合わせます。石づきを落としたえのきと、種をとったピーマンを切って入れ、100gになったら、また目盛りを0に合わせ、水を150gになるまで注ぎます。

    そこに液みそ小さじ1(濃い味が好きな人は小さじ2)を加え、ふんわりとラップをかけ電子レンジ600Wで5分加熱すれば、ひとり分の「野菜たっぷりみそ汁」が完成!

    電子レンジを使って手軽にできるので、あまり手間なく作ることができます。

    村上さんのように一人暮らしだと、さまざまな種類の食材を使い切るのは中々大変。それでも、ちょっとした工夫で無駄なく使い切ることを意識すると、体だけではなく脳の活性化も促すことができます。

    日用品や料理、仕事に人間関係など身の回りのあらゆることを整理する村上さんの暮らし方は、いくつになっても前向きに過ごすヒントを与えてくれます。村上さんのエッセンスがぎっしり詰まった本書をお楽しみください。


    *¹2021年9月20日発表「統計トピックス No.126 統計からみた我が国の高齢者(2021年11月30日調べ)」より




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