• fluct

  • いますぐ使える「断捨離」の極意がたくさん詰まったコミックエッセイ『1ヵ月でいらないモノ8割捨てられた! 私の断捨離』

    2021年10月31日
    くらす
    黒田順子:講談社BOOK倶楽部
    Pocket

    1ヵ月でいらないモノ8割捨てられた!私の断捨離
    著者:なとみみわ やましたひでこ
    発売日:2021年09月
    発行所:講談社
    価格:1,320円(税込)
    ISBNコード:9784065248119

    実は私は、まだ着られる服が捨てられず、寄付ができる回収期限付き紙袋を購入したのに、気づけば期限切れという“面倒くさがり”です。
    そんな私ですら、ひれ伏す強者がいました!!
    この本の著者であるイラストレーター・なとみみわさんの散らかしっぷりと片づけエピソードは、とにかく笑えます!!

    人生第2章をスタートさせるべく、50歳で1人+犬1匹の暮らしを始めたなとみさん。築24年1DKのお部屋は、憧れの北欧家具に囲まれた快適な生活でしたが、5ヵ月後には……、

    ベッドの上はというと……、

    “埋葬”とは、うまいこと言うなぁと笑って見ていたのですが、ベッドに寝るスペースがないからリビングに万年床!! には、正直驚きました。

    だから訪ねて来た友人からも、「……よくこんなきったない部屋に人を入れられるよね」と言われる始末。

    そこで意を決して、どこに片づければいいのかわからないモノが入った「とりあえずBOX」たちを片づけ始めたのですが……、

    誰もが陥るこのパターン、あれは「妖怪思い出語り」のせいだったのですね!!
    ほかにも、一番使いたいモノを隠す「妖怪モノかくし」や、こんな妖怪も。

    そんな時、編集部からなとみさんにお仕事の依頼が来ます。

    著作・監修した書籍が国内外累計600万部の大ベストセラーを持つ、「断捨離」の大家・やましたひでこさんを取材して、断捨離マンガを描いて欲しいというのです。

    早速、やましたさんの家を訪れた、なとみさん。
    「なぜモノを捨てるのにあんなに悩むんでしょう?」と質問をすると、やましたさんからは、こんな明快な答えが返って来ます。

    人は「使える」「使えない」のモノ軸で見ちゃうからね

    “自分軸”で物事を見られるようになると「考え方」や「人間関係」も、本当に必要なもの以外は手放せるようになるといいます。

    私が服を捨てられなかったのも、まさにコレです。まだ着られるんじゃないか、再利用できるんじゃないかと、“もったいない坊や”が付きまとっていたのです。

    なんとか部屋を片づけたなとみさんも、洋服には苦戦します。
    去年の引っ越しでかなりの服を捨てたにもかかわらず、クローゼットはパンパン。これは収納ラックを買えば片づくのでは?と考えたなとみさんですが、「片づけ=収納」ではないと、やましたさんに言われてしまいます。

     昨年断捨離したから、もう不要な服はないのかしら?

    これには、イタイところを突かれた!と思いました。そして、今の自分に相応しい服か、という基準で考えたとき、私もお気に入りの服が処分できました。

    最初のうちは、「なぜモノを捨てるだけで幸せになれるのか」と半信半疑だったなとみさんも、自分との対話を繰り返すことで、自分自身を大切にすることができるようになり、何気ない暮らしにも幸せを感じるようになります。

    こうして、念願の幸せな生活を手に入れたなとみさんに、思いがけない出来事が起こります。
    なんと、大量の荷物と共に、息子が転がり込んで来たのです!!

    この息子さんも、なかなかの強者と見た! 自分のモノを捨てるだけでも大変だったのに、人にモノを捨てさせるとなると……。

    この本は、単なる片づけのハウツー本ではなく、断捨離に於ける思考の仕方も書かれているところが、ほかとは大きく異なります。
    だからこの本を読めば、片づけをしようという気持ちが湧き起こること間違いなし。私自身も、1袋分の服を捨てました。
    幸せになりたい人は、ぜひ読んでみて下さい。

    *

    (レビュアー:黒田順子)


    ※本記事は、講談社BOOK倶楽部に2021年10月17日に掲載されたものです。
    ※この記事の内容は掲載当時のものです。




    タグ
    Pocket

  • GoogleAd:SP記事下

  • GoogleAd:007

  • ページの先頭に戻る