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作家の檀一雄さんによる“男の料理”の原点『檀流クッキング』の特集が、3月5日発売の雑誌「dancyu」4月号(プレジデント社)に掲載されます。
『檀流クッキング』はもともと1969(昭和44)年から約2年間にわたってサンケイ新聞で連載されていたものです。
1970年に単行本が刊行され、現在は中央公論新社から文庫版が出ています。
今でこそ男が料理するのも当たり前の時代ですが、当時は「男子厨房に入らず」が主流の時代。『檀流クッキング』はそんな時代にあって、「男子を厨房に立たせた画期的な本」として今も多くのファンに読まれている超ロングセラーです。
私事ですが、この本で紹介されている料理は実家の食卓にもたびたび上っており(特にからしれんこんとボルシチ)、私自身が料理を覚えるきっかけにもなりました。
『クッキングパパ』と並んで、私にとって料理のお手本になっている一冊です。
今回の特集は「そもそも檀一雄ってどんな人?」というところから始まり、選書家の幅允孝さんとジャーナリストの佐々木俊尚さんが『檀流クッキング』の魅力を語る対談や、実際に『檀流クッキング』に掲載されているレシピの紹介などが掲載。
初めて『檀流クッキング』に触れる読者にとっても、読みやすく楽しい内容となっています。
そしてなんと、3月25日(金)には未収録の64篇と“完成写真”を新たに加えた『完本 檀流クッキング』が集英社より刊行される予定です! こちらもぜひ楽しみにお待ちください。