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最近 “常備菜” や ”作りおき” のレシピを目にすることが多くなりました。少し古いデータですが、煮豆や佃煮で有名なフジッコ株式会社が行った「夕食作りと常備菜」についての意識調査によると、 時間のあるときにまとめて作って保存できる常備菜やストック惣菜は、節約や時短、夕食作りに便利という声が多く、注目が集まっているようです。
▶ 現代は食べ切り志向で若い世代が”常備菜好き” (フジッコ株式会社)
http://www.fujicco.co.jp/okazubatakesyokudo/topics/jyobisai.html
クックパッドを調べてみると、常備菜のレシピは18,000品以上。常備菜は多くの食卓で、「あと1品」として活躍しているようですね。
書籍に関しても多くのレシピ本が発売されています。しかしたくさんあるだけに、どれがいいのか悩んで結局決めきれない方も多いはず。
というわけで今回は、タイプの違う3冊の「常備菜」「作り置き」レシピ本を、その特徴とともにご紹介します。ライフスタイルにあわせて、ぜひ自分に合った一冊を選んでみてください!
「平日はとにかく忙しくて、帰ってくるとヘトヘト、朝も時間がない」という方には、以前ほんのひきだしでもご紹介した『つくおき』がおすすめです。
著者のnozomiさんは現役のSEということもあり、レシピも行程もかなり効率的! そもそも「行程表」がついているレシピ本というのはなかなかありませんよね。
それぞれのおかずが何日くらいもつのかなども載っているので、週末に最短の時間で「きちんと食べきれる量」が作れます。忙しいだけでなく、作り置きを始める方にもおすすめの一冊です。
「バターなしで、こんなにおいしいの?バターを使わずに作れるお菓子のレシピ」でもご紹介した「白崎茶会」を運営されている、白崎裕子さんのレシピです。
「白崎茶会」は、神奈川県三浦郡葉山町の一色海岸のほとりに建つ築80年以上の古民家にて開催されている料理教室です。オーガニック素材にこだわって、おいしい料理、パン、スイーツなどを作ります。 (出典:インズヤンズ梟城HP「白崎茶会」)
こちらの本では、 “料理のパーツ“ を作り置きします。例えば米粉で作る「ホワイトルウ」や「ココナッツオイルのカレールウ」「はちみつケチャップ」など、味を決めるパーツを作っておくことで、有り合わせのもので作った食事をさらにおいしく仕上げることができます。
「健康的な素材にこだわりたい!」という方に特におすすめです。
最後にご紹介するのは、2014年の「レシピ本大賞」を受賞した飛田和緒さんの『常備菜』(主婦と生活社)です。
こちらは著者である人気料理家・飛田和緒さんご自身が繰り返し作っている、家族に人気の常備菜をまとめたものです。食材別になっていて、肉や魚のおかず、野菜のおかず、乾物や卵を使ったものまでバラエティ豊かなレシピが掲載されているので、そのときの冷蔵庫の中身と相談して作るものを決められます。
ほぼ毎日必ずおうちでごはんを食べる方や、事典のように使いたい方におすすめです。
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時間があるときにまとめて作っておけば「あとはテーブルに出すだけ」「お弁当箱に詰めるだけ」でOKな常備菜。基本的なレシピを押さえて、慣れてきたら自分流にアレンジしてみるのも楽しいです。
まずは「作り置き」を始めるための一冊を、ぜひ手にとってみてくださいね。