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先日「東京マラソン2016」が開催されました。2007年に始まって今回で10回目を迎え、すっかりこの時期の風物詩として定着してきました。リオデジャネイロ五輪に向け、代表選考会もいよいよ大詰めを迎えています。男子は3月6日に行われる「びわ湖毎日マラソン」が最終レース、女子は3月13日の「名古屋ウィメンズ」が最終レースとなりました。
そしてマラソンが盛り上がっている今、気候も着実に春めいてきました。今年こそ健康のため、ダイエットのためにランニングを始めようと思っている方も多いのではないでしょうか?
しかし「やりたいとは思っていてもなかなか始められない」「やってみたけど続かない!」とお嘆きの方も同様に多くいらっしゃることでしょう。「記録をつける」「ご褒美を設定する」「ウェアやトレーニングシューズを新調してやる気を高める」など走り続けるためのさまざまな手法が編み出されていますが、ここでひとつ「文系」なアプローチはいかがでしょうか。
実際に「走ること」をうまく続けられている方には、こんな人もいるんです。
「走るきっかけは“本を読んだこと”でした」
例えば、村上春樹さんの『走ることについて語るときに僕の語ること』。
言わずと知れた村上春樹さんのエッセイで、走ることや自分自身について、真正面から書かれています。かなり踏み込んで語られており、特に村上春樹ファンというわけではない方にとってもいろいろな発見・気付きが多いと思います。
「確かに走っているとき、こんなこと考えてるなあ」と共感できるので、どちらかというと「走ってから読む」のがおすすめです。きっと自分の「走ること」について考えるきっかけになり、走ることがもっと好きになります。
また、堂場瞬一さんの『チーム』、三浦しをんさんの『風が強く吹いている』のような、とにかく熱い、今にも走り出したくなるスポーツ小説もおすすめです。
どちらも箱根駅伝が舞台の作品ですが、青春の熱さがきっとあなたの走るガソリンになるはずです。さあ、皆さんも「読んで」走り出しましょう!